「福岡発 売り子名鑑」CA目指す語学堪能才女、宮沢りえ似の売り子成長株
今夏はフランスで1か月の語学研修、9月から売り子に復帰
球場の新たなエンターテインメントとなっている「売り子」。美女どころといわれる福岡のヤフオクドームで働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介している「福岡発 売り子名鑑」の第27回をお届けする。これまでに紹介した売り子も含めてお気に入りの1人を見つけ、スタジアムでの楽しみの1つとなれば、幸いだ。
第27回は、アサヒビールの「ゆりこ」さん、だ。
大学でフランス語を専攻し、将来はCAになることを夢見る「ゆりこ」さん。そのため、昨夏には、まず英語を習得するために、語学研修で1か月間オーストラリアにホームステイ。今夏は1か月間フランスで語学研修を受けた。
「小学校5、6年生くらいの時に飛行機に乗っていて、おもちゃとかをくれるし、話しかけてくれて優しいなと思って。憧れがあって、格好いいなと。本当にCAになりたいんです」と、目を輝かせながら、自身の夢を語る大学2年生。留学していた間の約1か月の“休業期間”を経て、9月から売り子に復帰する。
大学入学を機に、学業と並行して売り子にも挑戦。「出身は鹿児島なんですが、祖父母が福岡に住んでいて、ヤフオクドームに野球を見に来たことは何度かありました。その時に売り子さんを見て、楽しそうだなとずっと思っていました」との思いを抱いていた「ゆりこ」さん。大学の友人7人で一斉に応募。4人がドーム内の売店、3人が売り子になった。売店の4人は辞めてしまったものの、売り子の3人は2年目も働いているという。
「最初は本当にキツくて辞めたいと思っていました。でも、一緒に始めた子たちと励ましあったりして、なんとか1年目は頑張って続けられた感じでした」。苦難の1年目を乗り越えて、2年目に突入すると、見える景色が変わってきた。