劇弾のロッテ井口は「役者が違う」 Wソックス元監督は“指導者資質”に太鼓判
9回同点2ランに伊東監督は脱帽「最高の形。さすが井口」
ロッテ井口資仁内野手(42)の引退試合は劇的なサヨナラ勝利に。伊東監督は「最高の形ですね。やっぱり役者が違う。さすが井口。自分で決めて」と改めて脱帽した。
24日の日本ハム戦。井口は2点ビハインドの9回に抑えの増井から中堅右への2号同点アーチを放ち、延長12回鈴木大地のサヨナラ勝ちに繋げた。この日ハム戦に連敗していれば、今季86敗目で球団ワーストを更新していた。伊東監督は「若い選手は独特の緊張感を味わったと思う。こういう緊張感の中で、しっかり結果を出した選手もいる。来年、本拠地の開幕戦でも、これだけの雰囲気になるはず。(そういう)雰囲気の中で(結果を出せる)試合ができればいい」と話した。
この日は、ソフトバンク工藤監督をはじめ、お祝いの生花がZOZOマリン正面玄関を埋めた。そして、球界関係者から多数のコメントが寄せられ、引退セレモニーではビデオメッセージで披露された。