【高校野球】“機動破壊”だけじゃない 16強の健大高崎、打力磨いた「5秒バッティング」
「5秒バッティング」を行う意味とは?
多くの球技は、攻撃側がボールを持つが、野球は守備側がボールを持つ。打者は受け身であり、受動的になる。そこでいかに自分の“間”を作れるかがポイントだ。
「5秒バッティング」は室内練習場で行われる。打撃マシンを2台用意し、1台は130キロの「誰が投げるんだというくらいキレキレ」(選手)のスライダー。もう1台が150キロのストレートが設定されている。
さらに、ティー打撃でしっかりと振る感覚も養う。この時、外では4か所の打撃ケージが用意され、フリー打撃が行われているのだという。
足にばかり感心が向く健大高崎だが、センバツ時よりも進化した打撃にも注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count