西武3選手、元メジャーリーガー、元中日「ディンゴ」も…豪WLの注目は?
ブリスベンで監督を務める元中日「ディンゴ」
林の名前に見覚えのある日本の野球ファンは多いかもしれない。台湾プロ野球では通算打率.319、253本塁打を放った強打者で、最多本塁打のタイトルを3度獲得。2015年にはMVPに輝き、翌年にまたがって連続試合出塁を109まで伸ばしたことが話題になった。台湾代表の常連選手で今春には自身3度目となるWBC出場を果たし、契約後の現地11月14日にABL公式サイトで「Taiwanese superstar」として紹介されている。
懐かしい名前を挙げると、ブリスベンの指揮を執るのは2000年に中日で「ディンゴ」の登録名でプレーしたデーブ・ニルソンだ。日本では18試合にプレーしただけだったが、同年のシドニー五輪にはオーストラリア代表として参加して、日本戦で黒木知宏氏からホームランを放った。前年にはメジャーのオールスターに選出され、1996年にはリーグ6位の打率.331を残している実力者だ。
日本から8000キロ以上離れた、オーストラリア南東部メルボルンでの開幕戦でヤングと森はラインアップの3、4番に並んだ。3試合を消化してヤングは無安打、森は単打が1本。そろそろ長打も飛び出すかもしれない。
オーストラリアン・ベースボールリーグの「パ・リーグTV」によるライブ配信は、現在東京ドームで行われている「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」の決勝日(11月19日)から12月中旬までを予定している。派遣される選手だけではなく、来季が待ち遠しくなる日本の野球好きにとっても、異国情緒の漂うボールパークでのベースボールは刺激になるのではないだろうか。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)