V逸楽天の戦力整理 ドラ1右腕含む大量10選手以上に戦力外、松井稼も退団

大砲候補の中川や、野手転向→投手再転向の片山も戦力外に

◯阿部俊人(戦力外)
 プロ7年目。260試合276打数58安打0本塁打13打点、打率.210。花咲徳栄高、東北福祉大から2010年のドラフト3位で楽天へ。1年目から内野手のバックアップとして開幕1軍を掴み、17試合に出場。2015年には自己最多の66試合に出場し、2016年もほぼ1年を通して1軍でプレーした。今季も主に守備固めとして44試合に出ていたが、オフに戦力外通告を受けた。

◯中川大志(戦力外)
 プロ9年目。118試合327打数66安打7本塁打45打点、打率.202。桜丘高から2008年のドラフト2位で楽天に加入。大砲候補として期待され、2015年には自己最多の62試合に出場。206打席に立って5本塁打を放ったが、以降、成績が下降。今季もファームでは9本塁打を放ったものの、1軍では23試合36打席に終わり、3年ぶりに本塁打無しに終わっていた。

◯福田将儀(戦力外)
 プロ3年目。112試合252打数53安打3本塁打21打点、打率.210。習志野高から中央大を経て、2014年のドラフト3位で指名。1年目の2015年にいきなり開幕1軍を掴み、一時はスタメンにも名を連ねた。ルーキーながら67試合に出場したが、2年目以降は出場機会を減らし、今季はわずか9試合出場に終わった。

◯片山博視(育成選手、戦力外)
 プロ12年目。通算206試合登板、8勝16敗48ホールド0セーブ、防御率3.13。4打数0安打0本塁打0打点、打率.000。報徳学園高から2005年の高校生ドラフト1位で入団。プロ3年目の2008年に1軍初登板を飾ると、2010年からは中継ぎ陣の一角を担い、2年連続50試合以上に登板。2014年に左肘を痛め、2015年の春季キャンプで野手に転向。オフに育成契約となり、2016年の開幕直前には投手に再転向。今季は開幕前に左肘の内側側副靱帯損傷と疲労骨折を負い、手術を受けてシーズンを棒に振って戦力外通告を受けた。

(Full-Count編集部)

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