リーグ優勝目指す西武の戦力整備 助っ人4投手、松坂世代3選手らが退団
来日1年目の外国人4投手が自由契約に、9か国を渡り歩いた“変わり種”も
◯佐藤勇(戦力外、引退)
プロ5年目。通算7試合登板。1勝3敗、防御率5.76。福島・光南高から2012年ドラフト5位で西武入団。2016年に1軍初登板を果たし、計7試合に登板した。先発は4試合で1勝に終わり、今季は1軍登板なし。戦力外通告を受けると現役引退を決断した。
◯ブライアン・シュリッター(自由契約)
NPB1年目。64試合1勝5敗32ホールド0セーブ、防御率2.83。ロッキーズ傘下3Aから西武に入団すると、150キロを越える真っ直ぐを軸に勝利の方程式を担った。先発ウルフとともに、結果を残したが、今季限りで退団することとなった。
◯アレクシス・キャンデラリオ(自由契約)
NPB1年目。1試合0勝1敗、防御率21.00。ドミニカ共和国出身の右腕は、母国の他にもメキシコやパナマ、ニカラグア、イタリアなど、来日まで計8か国を渡り歩いた“変わり種”として話題になった。5月2日ソフトバンク戦で先発するも、3回7失点と炎上。登板はこの1試合のみとなり、シーズン終了を待たずに9月にウエーバー公示され、自由契約となった。
◯フランク・ガルセス(自由契約)
NPB1年目。18試合2勝2敗2ホールド0セーブ、防御率6.39。米MLBパドレスから入団した左腕。先発、中継ぎ双方で登板したものの目立った活躍はなかった。クライマックスシリーズ・ファーストステージ終了後にウエーバー公示され、自由契約となった。
◯スティーブン・ファイフ(自由契約)
NPB1年目。5試合1勝1敗、防御率6.86。キャンデラリオに替わる先発候補として6月に加入したが、こちらも戦力にはなれず。7月13日のロッテ戦で来日初勝利を果たしたが、残した白星はこれだけ。8月下旬に登録を抹消されて以降、1軍での登板はなかった。ガルセスとともに、クライマックスシリーズ敗退後にウエーバー公示された。
(Full-Count編集部)