3位から日本S進出、DeNAの戦力整理 元開幕投手は引退、ドラ1が複数戦力外

2013年ドラ1柿田は1軍登板なしで戦力外

◯小林寛(戦力外)
 プロ7年目。通算45試合登板、2勝3敗1ホールド0セーブ、防御率3.39。江の川高、大阪学院大を経て、2010年ドラフト4位で横浜(現DeNA)入り。1年目から1軍で6試合に投げ、3度先発したが勝利は挙げられず。3年目の2013年に先発、中継ぎ双方で24試合に投げて、プロ初勝利を含む2勝をマークした。その後は右肘痛などもあって1軍での登板は減り、今季は3試合登板に終わり、戦力外となった。

◯林昌範(戦力外)
 プロ16年目。通算421試合に登板。22勝26敗99ホールド22セーブ。市立船橋高から2001年ドラフト7位で巨人に入団。プロ入り当初は先発だったが、2005年に中継ぎに転向。その年は54試合に投げて2勝2敗15ホールド18セーブと飛躍を遂げ、シーズン後半は抑えも務めた。その後中継ぎとして3年連続40試合登板。2008年オフに日本ハムへトレード移籍した。2009年、2010年と30試合超に投げたが、2011年オフに戦力外通告を受けてDeNAへと移籍。2014年に56試合に投げたが、2015年8月に左肘を手術。その後2年間は1軍登板がなく、戦力外となった。

◯小杉陽太(戦力外、引退)
 プロ9年目。通算86試合に投げて6勝9敗2ホールド0セーブ、防御率5.04。二松学舎大付属高から亜細亜大学へ進んだが中退。その後JR東日本に入社し、2008年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団した。1年目の10月にプロ初登板初先発、2年目にプロ初勝利を掴んだ。2015年には27試合に投げて3勝を挙げたが、これがキャリアハイ。今季は1軍登板なしに終わり、戦力外通告を受けてた後、現役引退を決めた。

◯柿田裕太(戦力外)
 プロ4年目。1軍登板なし。松本工高から日本生命を経て、2013年のドラフト1位でDeNAに入団。1年目は1軍でキャンプをスタートさせたが右肘を故障。2軍では13試合に投げて7勝をマーク。だが、4年目となった今季まで1軍昇格のチャンスはなく、ドラフト1位右腕がわずか4年、1軍登板なしのまま、戦力外通告された。

代打の切り札・下園は引退、2009年ドラ1松本は戦力外

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