球団ワースト96敗を喫したセ最下位ヤクルト 7人いた助っ人は働いたか?
バレンティンは32本塁打と奮闘するも、グリーン、途中加入のリベロは結果を残せず
○プレストン・ギルメット
28試合(4先発)1勝1敗2ホールド0セーブ 2QS 防御率3.62
54回2/3 49安打15四球2死球4本塁打57奪三振 WHIP1.17
インディアンスやオリオールズ、レイズ、ブルワーズなどを経て今季から加入。開幕から中継ぎに入るが、初登板で4失点を喫して登録を抹消。再昇格後も安定した成績を残せず、6月上旬に再び登録を抹消となった。ペナントレース終盤になって先発で1軍で登板したが、評価を覆すほどの好投を見せることはできなかった。
○カルロス・リベロ
54試合200打数43安打6本塁打21打点0盗塁 打率.215
7四球52三振 出塁率.240 得点圏打率.214 OPS.595
レッドソックス、マリナーズ、ダイヤモンドバックスなどを経て、今季途中の7月に低迷していたヤクルトに加入した。7月下旬に1軍で初出場し、そこから54試合に出場したが、打率.215にとどまり、チームを苦境から抜け出させることは出来なかった。
○ディーン・グリーン
25試合72打数14安打2本塁打8打点0盗塁 打率.194
7四球17三振 出塁率.284 得点圏打率.313 OPS.590
タイガースから今季ヤクルトに入団。投手3人が1軍に登録された外国人枠の問題もあって、2軍暮らしが続き、自らの故障もあって初昇格は6月になってから。だが、昇格後も打率1割台と低迷し、1か月ほどで登録を抹消された。リベロとともに打線の活性化を期待された1人だったが、結果を残すことは出来なかった。
○ウラディミール・バレンティン
125試合445打数113安打32本塁打80打点0盗塁 打率.254
70四球112三振 出塁率.358 得点圏打率.252 OPS.864
マリナーズ、レッズを経て2011年にヤクルトに加わり、今季で来日7年目。5年目の2015年こそ怪我で15試合、1本塁打に終わったが、その1年を除く6年では全て30本塁打以上をマークしている。今季も負傷離脱がありながらも125試合で32本塁打を放ち、低迷するチームの中で気を吐いた。チームが貧打に喘いだことも影響しているが、打点80、打率.254は物足りなかった。来季の残留も決定している。
(Full-Count編集部)