目玉はメジャー通算71発の大砲 33年ぶり日本一を目指す阪神の助っ人陣容
7年連続規定投球回到達の大黒柱メッセンジャーはNPB9年目のシーズンへ
○残留
【投手】
ランディ・メッセンジャー投手
2017:22試合11勝5敗0セーブ0ホールド 防御率2.39
NPB通算(8年)221試合84勝70敗0セーブ1ホールド 防御率2.98
来日9年目を迎えるメッセンジャー。2011年から4年連続2桁勝利を達成するなど、虎のローテーションを長らく守っている優良助っ人。昨季は右腓骨の骨折で離脱があったものの、シーズン最終盤に復帰。2011年から7年連続規定投球回に到達した。現在84勝で、外国人投手として史上5人目の通算100勝に16勝と迫っている。
マルコス・マテオ投手
2017:63試合7勝4敗0セーブ36ホールド 防御率2.75
NPB通算(2年)115試合8勝7敗20セーブ43ホールド 防御率2.29
ドミニカ共和国出身の右腕。カブス、パドレスなどを経て2016年から阪神へ。1年目はクローザーを務め20セーブを挙げたが、2年目はドリスと役割が入れ替わりセットアッパーに。150キロ台後半のストレートを武器に、36ホールドを挙げて最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。今季も勝利の方程式の一角として期待が集まる。
ラファエル・ドリス投手
2017:63試合4勝4敗37セーブ5ホールド 防御率2.71
NPB通算(2年)97試合7勝7敗45セーブ14ホールド 防御率2.51
こちらもドミニカ共和国出身の右腕。カブス、ジャイアンツ傘下、タイガース傘下を経て、マテオとともに2016年から阪神へ。1年目は外国人枠の兼ね合いもあって2軍で開幕を迎え、シーズン途中に1軍へ。セットアッパーとして34試合に投げると、2年目の昨季はクローザーへと役割を変え、37セーブで最多セーブのタイトルを獲得した。160キロ超のストレートを武器に、昨季「60試合クインテット」を形成した強力リリーフ陣を今季も牽引する存在となる。
(Full-Count編集部)