ラミレス監督腕の見せ所? NPB記録保持者も加入したDeNAの助っ人陣容
昨季19年ぶり日本シリーズ進出には外国人選手も大きく貢献
2017年は2年連続3位でAクラスをキープしたDeNA。クライマックスシリーズ(CS)では阪神、広島をいずれも敵地で連破し、19年ぶりとなる日本シリーズ出場を果たした。日本シリーズではソフトバンクに敗れたが、チームの成長を実感できる実り多き1年となった。
投手では今永昇太や濱口遥大、野手でも宮崎敏郎、桑原将志といった若い面々が台頭し、チームの主力へと成長。山崎康晃や筒香嘉智らとともに、投打に楽しみなチームを作り出している。アレックス・ラミレス監督が就任して3年目となる2018年は、1998年から遠ざかっているリーグ優勝と日本一に大きな可能性を感じさせる年となりそうだ。
昨季はパットン、ウィーランド、ロペスの3人の助っ人が結果を残し、チームに貢献。シーズン途中に日本ハムから獲得したエスコバーも戦力となり、4人の外国人枠を有効に活用できた。エリアン、クライン、シリアコは成績を残せずに退団となったが、まずまずの助っ人編成だったといえよう。
2018年シーズンに向けては、かつてソフトバンクで17試合連続ホールドの日本記録を作った右腕バリオス、そして2017年に3Aで14本塁打を放った内野手ソトを獲得。昨季チームを牽引した4選手が、外国人枠争いでは優位に立つと見られるが、投手4人野手2人をラミレス監督はいかに起用するか。ここでは、2018年のDeNAの助っ人陣容をおさらいしてみよう。