投手の活躍目立つ サファテ離脱の鷹は苦しいか… 12球団助っ人査定パ編
オリックスはロメロ、マレーロの主砲2人の低迷が響く
◯4位:オリックス(23勝24敗1分)2点
アンドリュー・アルバース投手(5点)
8試合6勝1敗0S0H 6QS 防御率2.13
ブランドン・ディクソン投手(1点)
6試合0勝4敗0S0H 2QS 防御率5.52
ステフェン・ロメロ外野手(1点)
47試合173打数36安打8本塁打20打点 打率.208
クリス・マレーロ内野手(1点)
37試合122打数24安打8本塁打19打点 打率.200
助っ人の中ではアルバースが孤軍奮闘している。ここまで8試合に投げて6勝、QSも6試合で達成している。防御率2.13と素晴らしくチームの勝ち頭となっている。ディクソンはいまだ未勝利。打線の核として期待されていたロメロ、マレーロも開幕から低空飛行が続き打率2割前後をウロウロしている。
○5位:ロッテ(21勝24敗0分)2点
マイク・ボルシンガー投手(5点)
7試合5勝1敗0S0H 6QS 防御率2.11
タナー・シェッパーズ投手(3点)
21試合0勝1敗0S9H 防御率4.05
チェン・グァンユウ投手(1点)
4試合0勝1敗0S0H 0QS 防御率8.68
エドガー・オルモス投手(1点)
2試合0勝2敗0S0H 0QS 防御率7.71
マット・ドミンゲス内野手(2点)
13試合28打数9安打6本塁打13打点 .321
1軍出場なし
フランシスコ・ペゲーロ外野手
ボルシンガーがここまで5勝、7試合中6試合でQSと安定した投球を見せている。防御率も2.11と低く、先発陣の柱として活躍している。シェッパーズはセットアッパーを務めるも、防御率4.05はやや不安。オルモス、チェンは期待を裏切っている。開幕を2軍で迎えたドミンゲスだが、ここに来て打撃の状態を上げてきており、9安打中6本が本塁打という量産ぶり。ここからの活躍に期待したい。
◯6位:楽天(17勝29敗1分)2点
フランク・ハーマン投手(4点)
18試合1勝1敗3S8H 防御率2.12
宋家豪投手(2点)
4試合0勝0敗0S1H 防御率2.70
ゼラス・ウィーラー内野手(2点)
45試合168打数44安打4本塁打15打点 打率.262
ジャフェット・アマダー内野手(2点)
31試合96打数20安打5本塁打12打点 打率.208
カルロス・ペゲーロ外野手(3点)
42試合160打数37安打12本塁打29打点 打率.231
オコエ・ディクソン外野手(2点)
3試合12打数1安打0本塁打0打点 打率.083
1軍出場なし
ジョシュ・コラレス投手
楽天は助っ人勢の出来が苦戦している原因の1つだ。ハーマンは勝利の方程式を担い、現在は不振の松井裕樹に替わって守護神を務めている。悩ましいのは野手陣。序盤、ウィーラー、ペゲーロ、アマダーのトリオが総じて不振。ウィーラーとペゲーロは徐々に復調気配が見られるが、アマダーに替わって昇格したディクソンもまだ1安打。浮上には助っ人の力が欠かせないだけに、本調子となるのが待ち遠しい。
(Full-Count編集部)