大谷翔平、メジャー復帰までの219日「一歩ずつが必ずつながる」
地道なリハビリで推定140メートル弾も、同郷の163キロ右腕・佐々木朗希からも刺激「すごいな」
▽4月4日
本拠地開幕戦前に、ティー打撃5球、ソフトトス10球、オーバーハンド10球をこなし、屋外で25スイングを消化した。「次のステップに向けた準備はできている。復帰できるレベルではありますけど、どの程度打てるかは分からない。フィジカルも技術も不安なくできている。自分としては今のところは納得できてる」と手応えを見せた。
▽4月10日
大船渡高の佐々木朗希投手が163キロをマークしたことについて、「ヤフーニュースでしか見てないですけど、すごいなと思います。岩手県の高校なので、公立高校ですけど、甲子園で是非見てみたいなというか、母校(花巻東)も応援したいですけど(笑)」と笑顔で話した。
▽4月12日
チームの遠征には帯同せず、本拠地でマシン打撃を開始したと地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が伝えた。実際の投手を必要とせずに試合と同じ速度をシミュレートできるものだという。同紙は「エンゼルスの大谷翔平にマシン打撃の許可、未だ復帰は5月に照準」と伝えた。
▽4月16日
エプラーGMがマイナーでのリハビリゲームに出場せずにメジャー復帰させる方針を示した。MLB公式サイトが伝えた。
▽4月19日
術後初めて全体のフリー打撃に参加。33スイングで柵越えが9発と順調な回復ぶりを見せた。「楽しみの方がどちらかと言えば、大きい。実戦も間近なので、バットが振れなかった時期に比べると楽しみ」。
▽4月20日
連日のフリー打撃。32スイングで9本の柵越え。走塁練習は右肘にサポーターをつけて行った。オースマス監督は「とても重要な右肘だから守っているんだ」と話した。
▽4月22日
フリー打撃で39スイング。約450フィート(約137.2メートル)の特大弾を含む15本の柵越えを放った。オースマス監督は「打者としては85%くらいのところにいる」と明かした。また、最長95フィート(約29メートル)の距離でキャッチボール。
▽4月24日
実戦形式の打撃練習(ライブBP)をスタートさせた。右腕を相手に4打席に立ち、2打数1安打2四球。オースマス監督は「恐らく二塁打になっていたであろう右中間への打球が一つあった。おそらく最終段階だ。これが終われば、恐らく準備は整う」と話した。
▽4月25日
2日連続して実戦形式の打撃練習。マイナーの左腕を相手に5打席に立ち2安打1四球の内容だった。「感じ的にはすごくよかった。見極めもしっかりできていた。僕とスタッフの方々がいけるという自信さえあれば、いつ復帰してもいいんじゃないかなと思う」と自信も口にした。
▽4月30日
オースマス監督が大谷の復帰について「現時点ではメキシコに帯同させる計画はない」と語り、5月4日からのアストロズ2連戦に帯同させない方針を明かした。最短での復帰は5月7日の敵地タイガース戦に。