大谷、菊池との800日ぶり花巻東対決一問一答全文「特別」「もっと熱い試合を」
菊池から打った本塁打球は花巻東に寄贈へ「母校にあげたい」
――菊池と対戦して、日本の時とは違う景色だったか。
「そんなに大きく投げ方が変わっているわけではないので。あんまり違いみたいなものは……。3打席でそんなに球も見ていないですけど、今後感じるところもあるかもしれないが、今日のところはないかなと思います」
――初回の初球は内角攻めだった。
「特にはないですね。首を振って変化球も投げてましたし。熱くなってストレートだけという感じでもないのかなと。そこの印象2、3打席目は割と冷静に、どの投手でも変わらずにいいタイミングでいけました」
――2、3打席もカーブだった。2打席目の一ゴロが3打席目の本塁打に生きたことはあるか。
「ありますね。ボールの球を一ゴロだったんですけど、あそこはヒットが欲しいところでしたし、しっかり得点したいところだったので。その中で軌道を確認できたのは良かったかなと思います」
――カーブを左中間へ持っていける技術をどう思うか。
「人それぞれバットの軌道も違いますし、どこに飛ぶか、どこに上げやすいかは違うと思うので。割といい方向に飛んでいる傾向はあるかなと思います」
――米国で野球をやってみたいと。特別な物はあるか。
「楽しみではあったのかなと思いますし、岩手県で野球をやっている子供たちも楽しみに見てくれたりするかもしれないので。そういう意味では良かったと思います」
――本塁打ボールは。
「一応、母校にあげたいと思います。監督もそうですし、はい」
――打球が上がるいいスイングをしている時は接点が多くなると話していた。
「左右によって軌道は違うが、その軌道に合わせにいくとブレてしまうので、それは自分の感覚というか。こういう感じでこう捉えに行っている時は、いい、悪いのはあるので。いつでも出していけるのは、シーズン長くやっていく上では大事かなと思います」
――軌道に合わせるのか。
「こういう風に飛んでいくんだろうなというのが大事かなと思います」
――対左投手から初本塁打だった。
「比較的、そんなに左右どっちが多いとかないので、どっちが来ても自分が変わらずにスイングができれば十分にいけるかなと思いますし、日本時代からそんなに左投手が嫌だということはないので。自分では変えることなく普通にいければいいんじゃないかなと思います」
6月は29打数8安打の打率.276、3本塁打、9打点と復調気配だ。9日(同10日、試合開始5時7分)のマリナーズ戦は元西武のルブランと対戦予定。2試合連続の豪快弾を期待したいところだ。
(Full-Count編集部)