元ホークス沢村賞右腕「おしえて! 攝津さん!」 ファイナルステージのキーマンは?
6回の高橋純のリリーフについて「なかなか思い切った采配でしたね」
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【6回終了!】E1-H1
○ファンからの質問「もしご自身が“バッター攝津”として“ピッチャー攝津”と対戦できるとしたら、どのように攻略しますか?」
攝津さん「ピッチャーが勝つでしょうね(笑)バッター攝津は全く打たないので」
○ファンからの質問「好きな魚はなんですか? 一緒に龍王丸でタイラバ行きたいです!」
攝津さん「食べるなら鯖! タコ! 小さい頃からタコが好きで、野球選手になっても食べていました。釣るなら、メジナかヒラマサ。あと……やっぱりイカもかな?(笑)」
○ファンからの質問「私も秋田出身です。秋田の郷土料理で好きなものがあったら教えてください」
攝津さん「郷土料理と言われたら、やはりきりたんぽ鍋ですね。実家でよく食べていました。ちなみに現役のときは焼肉が多かったですが、今は魚ばっかり食べていますね」
○今宮の好プレーについて(6回表・茂木栄五郎の遊ゴロ)
攝津さん「今宮も(西武の)源田も上手いですが、違った上手さですよね。今宮は野性的で、球際に強い。源田は柔らかいというか好プレーを好プレーに見せないような球の入り方ですよね。そういうところもCSで見てみると面白いと思いますよ」
○6回表、1死一、二塁で登板してダブルプレーを取った高橋純のリリーフについて
攝津さん「なかなか思い切った采配でしたね。(1死1,2塁からブラッシュに対し)3ボールにしてしまった時点で危ないなと思ったのですが、次のスライダーでストライクを取って、最後は(球が)甘かったですが、打ち損じてくれた。あまり経験もないので怖かったと思いますが、よく抑えましたね」
○ファンからの質問「ギータが岸投手を攻略するにはどのボールを狙えば良いでしょうか?」
攝津さん「あえて早いカウントからカーブを振ってみるとかですかね。(6回裏の打席は)結果的に一ゴロになりましたが、狙いはいいと思います。ピッチャー心理として、カーブをあそこまで全力で振ってこられると狙われていると感じますので、決め球としては投げにくくなりますよね」
○6回裏2死一塁、グラシアル選手を三振に打ち取った楽天バッテリーについて
攝津さん「一番合っていないカーブを選択しましたね。やはりシーズン通して一番(岸投手の球を)受けた太田捕手ならではの配球。抑えるパターンを知っていますよね」
○ファンからの質問「攝津さんがキーマン予想していた内川選手がタイムリー打ちましたね! 内川さんと攝津
さんは同級生だと思うのですが、攝津さんから見た内川選手の凄さはどこですか?」
攝津さん「狙い球を絞れる経験値があり、それをファウルにせずに一振りで決められる技術の高さですね」
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【7回終了!】E1-H2
○ファンからの質問「よくヒットのランナーより四球のランナーの方が嫌と言いますが、攝津さんもそう感じていましたか?」
攝津さん「フォアボールだと球数も増えるし、ランナーも出るし……嫌というのはありますね。あとやはり内容ですよね。無理に勝負するところではないケースならいいですが」
○7回表、楽天の犠打・代打攻勢と、ピンチで登板したホークス4番手・甲斐野央投手について
攝津さん「藤田の犠打は駆け引きがありましたよ。確か、ホークスはシーズン後半の楽天戦で、がっつりバントシフトを敷いて打たれたシーンがあったと思いますが(9月18日ヤフオクドーム、猛チャージも藤田選手のバスターで勝ち越しを許した)、それもあってホークスにはやりづらさがあったので、簡単にバントを許してしまいました。続くウィーラーの遊ゴロは(球が)多少甘かったですが、(ここから登板した甲斐野央投手は)持ち前のストレートの球威で押し込めましたね。そしてさらに代打のフェルナンドは軽打をしてこないバッターだったので、甲斐野の奪三振パターンにハマってくれましたね。ナイスピッチングでした」
○7回裏、内川聖一選手が勝ち越しホームラン
攝津さん「(先述の固め打ちの理由は)やはり狙い球をちゃんと決めています。(7回裏から登板した楽天2番手)宋家豪は、岸と違って緩急ではなく球威で押すタイプ。余計な球に手を出さなかったですね。さすが!」