開幕延期にも屈しず…和田毅、松田宣浩ら2011年日本一に輝いたホークスVナインの今

ソフトバンク・松田宣浩【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:荒川祐史】

前回開幕が延期された2011年のチャンピオン・ソフトバンクの優勝メンバーの今

 2020年のプロ野球は、新型コロナウイルスの影響により、6月19日まで開幕が延期される措置が取られた。開幕の日時が当初の予定から延期されるのは、東日本大震災が日本列島を襲った2011年以来、実に9年ぶりのこととなる。

 その2011年のパ・リーグはソフトバンクが盤石の強さを発揮したシーズンとなった。前年は大逆転でリーグ優勝を果たしながら、クライマックスシリーズで敗れて日本シリーズ進出を逃していたが、オフに敢行した大型補強が見事に機能。投打にバランスの取れた戦力を存分に活かしてリーグ連覇を達成すると、それまで何度も苦汁を舐めさせられたポストシーズンにおいても快進撃を披露し、8年ぶりとなる日本一の栄誉を勝ち取っている。

 今回は、その2011年における日本シリーズの登録メンバーに入っていたソフトバンクの選手たちの中で、2020年もNPBで現役を続けている面々について紹介。当時の記憶を振り返るとともに、各選手の現在を追いかけていきたい。

 まずは、当時の優勝メンバーの中で、2020年のシーズンもソフトバンクに在籍している選手たちを紹介していきたい。

和田は2016年に古巣に復帰、いきなり15勝を挙げ最多勝と最高勝率の2冠

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