チームの躍進に繋がる若手の台頭 2021年、ブレーク期待の12球団の新星は?
楽天ドラ1早川は新人ながらローテ入り&2桁勝利に期待
西武:井上広輝投手
2019年ドラフト6位で日大三高から入団。昨年11月のフェニックス・リーグで好投を見せた。150キロ超の真っ直ぐに加えて球種も豊富。年齢に似合わずマウンドさばきも落ち着いており、ブレークの予感を漂わせている。
楽天:早川隆久投手
新人とはいえ、アマナンバーワン左腕は1年目から開幕ローテ入り&2桁勝利を期待される。昨年の春季リーグ戦で自己最速を一気に4キロ更新する155キロを計測した。V奪還のためには投手陣の充実がチームとして不可欠で、昨季の広島・森下のような活躍を期待したいところ。
日本ハム:野村佑希内野手
高卒2年目の昨季は開幕1軍を掴み「8番・三塁」でスタメンにも抜擢された。サヨナラ打を放つなど勝負強さを見せていたが、7月上旬に右手小指を骨折して3か月離脱。結局、21試合出場で打率.257、3本塁打18打点。守備に課題を残したものの、右の大砲としてポテンシャルの高さを伺わせた。
オリックス:太田椋内野手
2018年ドラフト1位で入団した有望株。プロ入りからの2年間は怪我に泣いた。2019年は死球で右腕を骨折。今季は1軍初安打、初本塁打を放つなど20試合に出場して打率.259、3本塁打5打点と潜在能力の高さを感じさせていたが、9月に右肋骨を骨折して再び離脱となった。怪我さえなければ一気にブレークする可能性を秘めている。
(Full-Count編集部)