大谷一問一答「最初は軽くいこうかと」215日ぶり実戦登板で最速161キロ5奪三振

投手復活へ手応え「近づいてはいる」

――直球の質は試合状況でどう変わったか。再現性は。
「さっきも言ったんですけど、決めにいった球が特にひっかかるボールが多かったので、ちょっと投げにいくタイミングが早いだけなので、特にランナーを背負った時に目線も1回切っていますし、それによって踏み込みのタイミングと振るタイミング、そこに少しズレが出てくるとそういう球が多くなってくる。特に決めに行ったような球っていうのはもうちょっと力入れてやろうとか欲を出しがちなので、そういところでストレートの質は変わって来るかなと思います」

――最速100マイル。自身の感覚と数字は。
「決めにいった球なのかなという感じです。全体的なカウント球とか、基本的には決めにいった球っていうよりかは、カウントを整えるとかとかファウルを打たせるとか、そういう球のほうが全体的の割合としてはやっぱり多くなっていくので、そういうところの球速とか回転効率とか上げていけるなら全然いいんじゃないかなとは思います。マックスがいくつかというのは、そこは基準でしかないので」

――右肘のなじみ方、メカニックの部分。
「しっかりと前に乗り切っている時っていうのは比較的指のかかり的にもいいのかなという感じはするので。さっきから何回も言っているんですけど、ランナーがいる時、特に実戦でしかないシチュエーションなので、そういう時にもしっかりとそういうメカニック的な順番を守っていく。試合のなかで考えるの難しいので、自然とそうなるように、実戦の中でやっていくのが一番かなと思います」

――三振をとった球は全てスプリット?
「真っすぐ1個ですかね。スプリットはどうですかね。3個は覚えていますけど。定かではないです。すみません」

――昨季の状態と雲泥の差を感じるか。
「どうなんですかね。いきなり飛び越えて状態が良くなるとかっていうわけではないので、良くなって悪くなって、良くなって悪くなって、良くなって悪くなってっていうのは、ちょっとずつ上っていくような感覚なので。去年と比較がしにくいというかちょっとあるかなと思います。確実に良くはなっているけど、どのくらい良くなっているか体感としては分かりにくいかなと思っています」

――18年とか日本ハムの時に近づいているか。
「近づいてはいると思います。日本ハムの時も18年の時もどういう感じだったのかなと思い出しづらい部分はあるんですけど。まあ、近づいているのかどうなのか。術後からどんどん良くはなっている。過去と比較はしづらいのかなという感じですね」

――抑え気味の中でも100マイルが出た。左膝の状態が違うのが大きいか。投球と関連は。
「ピッチングでなかったかなと思いますね。特に前足乗り切る乗り切らないというところで、去年、左膝が良くなかったなという感じはしなかったので。特にバッティングの方では感じてましたけど、特に軸足の方だったので、ちょっと踏ん張りにくいなとか、そういうなのはありましたけど。ピッチングでは特に体感ではなかったかなと思います。もしかしたら知らない間にあったかもしれない」

(Full-Count編集部)

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