大谷一問一答 リアル二刀流で特大ソロ&160キロ連発「公式戦で出来て良かった」
「もう少し上手く力も抜きながら投げられたら」
――「投げ心地」という点では。
「初戦なので、すごい力入っているなという印象が自分自身あるので。もっともっと試合を重ねればスムーズに投げれるんじゃないのかなと思っていますし、1戦だからしようがないのかなとも思いますけど、自分自身でもそう感じていたので。3、4回あたりから力も抜けて良い感じだったかなと思います」
――ファンが二刀流に勇気づけられると言っている。そういう声を聞いて。
「それは受け取る人の感覚というか、僕は頑張りたいことを頑張りたいと思っているだけなので。あんまり仕事だという感覚ではないですし。ただ自分が頑張りたいなと思っている分野のことなので、ケガはしても、ケガはつきものだと思いますし。必ずしも誰でも大なり小なりあると思うので。たまたま大きいケガをしましたけど、まだまだ頑張りたいなと思っています」
――今日の試合は投打ともに100%の力を出し切れた。
「ほとんど打席は満点に近い感覚として打席が3つあったので、それは自分としていいと思っていますし。ピッチングに関しても全体的には良い球が多かったと思っているので。あとはさっきもいった力の入りすぎが1つかなと思うので。もう少し上手く力も抜きながら投げられたら、また違うのかなとは思います」
――1打席目はHRをイメージしたか。あそこで打つことでゲームの流れを。投手をやっているからこそ、狙いにいこうとか。
「ホームランを狙おうというのはほとんどないですね。そういう打席はほとんどシーズン中もないので。いいコンタクトをしたら、勝手に本塁打になると自分では思っているので、詰まっても、先っぽに当たってもある程度いい角度で上がれば、本塁打になると自信を持って振っているので。特に狙うということはなく、いい角度でボールに当てるっていうのが一番かなと思います」
――本塁打の場面。3試合高めの真っすぐで攻めてきていて、今日のあの1球はどういうイメージして振ったか。
「昨日からけっこう高めが多くて、振ってしまってはいたんですけど。高めにアプローチの仕方が悪いわけではなくて、単純にタイミングの問題というか間合いの問題なので。受けに回ってしまうと、ああいう高めを空振りになるようなスイングになってしまう。今日みたいな間合いでいけると、振っても良い結果になるというだけなので。高めに対して特に苦手意識があるわけでもないですし。良いスイングができれば高くても低くても、内でも外でもホームランにできると思っています」
――5回途中降板。何が足りなかったか。
「最後も三振ではあるのでやりきったといえばやりきってはいるんですけど、欲を言えばそこまでいく必要はないのかなというか。良い形で2アウトも取っていますし。もう少し楽にアウトはとれると思っていたので、そこかなと思います」
――アブレイユの最後はカーブか。
「スライダーですね。大きいスライダーですね。(球速が落ちたのは)つまずきました、あれは。マウンドに足がひっかかって」
(Full-Count編集部)