掛布雅之氏がトクサンに明かす 甲子園を舞台に草野球大会をプロデュースした理由
掛布氏「実は僕、何も言わずに予選会場に観に行くことがあるの(笑)」
掛布氏「甲子園って特別でしょ」
トクサン「はい、そうですね。私は甲子園に行けた人間なんですけど、今やっている野球チームは、私を除いてほとんどが甲子園に行けなかった人間たちで、かく言う私もベンチでした。やっぱり甲子園を目指せるのは高校野球だけという歴史がある。その中で、掛布さんが仰有ったように、草野球の決勝の舞台として甲子園があるのは、我々としてはもう一度忘れ物を取りにいける、そんな気がします。実は私は別のトーナメントで、甲子園を使って草野球をできたことがあって」
掛布氏「全然、違うでしょ」
トクサン「やっぱり最高ですよ。本来目指せるわけのない草野球で、皆さんのお力を借りながら、甲子園を目標にできる。これはとんでもないことです」
掛布氏「だからこそ、勝ち進んでいった人たちのご褒美として、甲子園を提供してあげたいわけですよ。今年甲子園に行けなかったら、また来年目指していただきたい。そういう大会に育てていきたいんですよね」
トクサン「本当にありがたいことですね」
掛布氏「4月から予選が始まったんですけど、実は僕、何も言わずに予選会場に観に行くことがあるの(笑)」
トクサン「え?っ、そうなんですか! 皆さん、ビックリしますよね」
掛布氏「もう2試合見た(笑)。1試合は引き分けだったんだけど、その場合は代表者1名がジャンケン1回勝負をするんですよ。そうしたら、ジャンケンで勝った人が膝から崩れ落ちて泣き出しちゃって。甲子園に対する特別な思いを感じて、すごくうれしかったです」
トクサン「それは一番盛り上がりますね。うれしいですよね」
掛布氏「もう1試合はレベルの高いチーム同士の試合で、それはもうプロ野球と一緒。ミスしたチームが負けるという試合でした。まったくプロ野球を観ているのと一緒でしたね」
トクサン「そうでしたか。でも、掛布さんに『プロ野球と一緒』と言っていただくなんて恐れ多いですよね。我々、草野球人にはすごくうれしいお言葉です」
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