大谷翔平、1時間の会見で語った全て 珍質問が続出…貯金は「貯まる一方ですね」
原動力「自分がこうなりたいなという目標に対して、諦めきれない気持ち」
――2019年に心臓病の患者にお見舞いに行った。その子は亡くなってしまったが、心臓病の2人の命が救われた。印象深いところは。また、伸び悩む野球少年についてメッセージは。
「出版される本についてはノータッチなのでわからない。多くの寄付が集まったので、僕の力ではなく、寄付をしてくださったひとりひとりの方々の気持ちだと思うので、そこはすごいうれしいですし。時間的に間に合わなかったというのは残念ですけども、これをきっかけにちょっとでも寄付してみようかなと思ってくれる優しい方が1人でも多くなってきたらうれしいことですし、助かる命も増える。僕自身もこれから寄付であったりとか、協力したいなという気持ちになると思うので。野球をやっている子どもたちへのメッセージは、まあ小学校中学校で伸び悩むということはないかなと思います。それは心の持ちようというか。必ずうまくなりたいという気持ちがあれば、必ず伸びる時期なので。そう思うメンタリティの方が問題だと思うので、高い目標持って、こうなりたいなという選手の目標みたいなのを持っていれば必ず良くなるんじゃないかなと思っています」
――昨年は怪我にも苦しんだ。立ち直る原動力は?
「一番は球場に足を運んでくれるファンの人じゃないかなと思うので。それは結果が出る、出ないにかかわらず来てくれているファンの方々はいるので、喜んでいる姿を見たいなというのが一番ですし。後は自分がこうなりたいなという目標に対して、諦めきれない気持ちがそうさせてくれているのかなと思うので。日々の練習もそうですけど、目標がそういう気持ちにさせてくれるのかなと思っています」
――日本の盛り上がりは耳にどのくらい伝わっていた?
「向こうでは日本のテレビはほとんど見ていなかったので、テレビからはなかった。また、クラブハウスに日本の記者が入るのもここ2年くらいないので、あまり直接の声を聞くというのはなかったかなと思います」
――ロサンゼルスに行って変わったことは?
「変わったと思うことはないですね。常に同じような感じで今もそうですけどいるので、変わったということはないですね」