侍ジャパンでは“投手兼広報” 山崎康晃が語るSNS発信の効用とリスクヘッジ
「使い方ひとつで素晴らしいものになるし“凶器”にもなる」
一方、プロ野球選手のSNS発信は、グラウンド上での結果が悪かった時などには、誹謗中傷・罵詈雑言を浴びるケースも多い。「使い方ひとつで素晴らしいものにもなるし、“凶器”にもなる。発信するにあたってはそういうリスクはありますよね。ただ、リスクヘッジをかけることで、最低限防げることはあると思っています」と山崎は言う。
「短い字数ですが、誤字脱字はもちろん、言葉選び、写真選びに気を付けているつもりです。こうコメントすれば、こういうリプライが来るだろうなと、想像しながらツイートしています。写真にも、写ってはいけない物が写っていないか入念にチェックします」と対策を心掛けている。
それでも心無いメッセージが舞い込むことはある。「そこにはあまり気持ちを入れ過ぎないようにしています」。多少のリスクがあっても発信を続けるのは、「喜んでくれる人の方が多いと感じている。大事にしたい」との思いがあるからだ。