満身創痍の近江エースが挑む猛烈打線 大阪桐蔭の“決勝不敗神話”は続くか

近江の4番エース兼主将・山田は準決勝で左足に死球を受け「左足関節外果部の打撲症」

 対する近江はまさに満身創痍だ。エースで4番、主将を務める山田は初戦から4戦連続で完投。準決勝の浦和学院戦では左足に死球を受けながらも、延長11回を170球の熱投を見せた。マウンド、打席でも足を引きずりながら痛々しい姿が印象だった。

 試合後の診察では「左足関節外果部の打撲症」と診断され、決勝戦に投げられるかは当日の様子を見て判断される。だが「1週間500球以内」の球数制限があり、25日の2回戦から1週間となり、この間に384球を投げており、仮に投げた場合は116球までとなる。

 近江は昨秋の公式戦では山田が右肘を負傷し、控え投手が登板しているが今大会では1度もマウンドに上がっていない。初登板がいきなり決勝、しかも大阪桐蔭を相手と大きなプレッシャーに打ち勝つことができるかポイントになりそうだ。

大阪桐蔭は春夏を通じ決勝戦は8度戦い負け知らずの8連勝中

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY