「3球でアウトになってもいい」オリックスJr.監督が伝えたい“野球のあるべき姿”

オリックス・バファローズJr.の小川博文監督(中央)【写真:球団提供】
オリックス・バファローズJr.の小川博文監督(中央)【写真:球団提供】

バファローズJr.で監督を務める小川博文氏

 野球を始めた小学生に必要なことは何なのか? 元オリックス、横浜で活躍し現在はバファローズJr.の監督を務める小川博文氏は「たくさんの情報が得られる中で、少し頭でっかちになっている」と語る。まずは野球を好きになり、楽しむこと。そして、体の成長と共に技術を高めていくことを望んでいる。

 プロ通算1406安打、100本塁打をマークしオールスターにも3度出場した小川氏。現役引退後は1軍打撃コーチなどを務め、現在は古巣・バファローズJr.の監督を務め、年末に開催される小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント」では采配を振るっている。2019年からJr.チームに関わり、今年で4年を迎える。

 関西で選抜した小学生たちを指導する中で「今の子供たちのレベルは昔と比べ物にならないぐらい高い。道具も進化してバット、スパイク、グラブ、皮手袋とプロと変わらない環境が揃っています。そんな中でも一番、大事にしているのは心の育成です」と語る。

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