大谷翔平、歴史的偉業を成し遂げる思考「守りに入らない」「同じことしない」一問一答
「勝ちたいなっていうのが一番。ここからが本番だというぐらいの気持ちで」
――早めの来季契約合意は、オフにゆっくり時間が取れる。WBCに向けても準備ができる。
「WBC云々に関しては全く関係ないですかね。いろいろな理由がもちろんありますけど。結果的に早く良い契約ができたというのは、お互いにとって、球団も自分自身にとっても、来季を見据える上で良かったんじゃないかなと思います」
――7、8月はあんまり楽しそうに見えない時期があったが、8月下旬からまた表情が明るくなってきた。心境の変化は。
「そんなに意識はしていないですかね。ただ、ケガ人が多かったので、そこら辺でチーム的に苦しいなというのはありましたね」
――チームが勝てない中で、自身がやらなければならないこと、やろうとしていること。
「去年、今年の数字を期待されるというか、ある程度、やってくれるだろうと計算の元、チームを組み立てていくと思うので。そこでこういう活躍ができないと、少しずつ計算が狂ってくると思うので。自分自身にできることは去年、今年の数字を継続していく。または、より良いものにしていくのが一番できることかなと思います」
――高いレベルで投打の成績を残せたことについて。
「数字的には去年とあまり変わらない、というか。良くなっていると思うんですけど。毎試合、毎試合フレッシュな状態で試合に臨めるかが一番だと思うので。どこかで違和感があるとペースが崩れてくるものだと思うので。それを1年間。長かったですけど、毎試合いいリカバリーしながら、続けられたというのは良かったかなと思います」
――来年、自分に期待することは。
「勝ちたいなっていうのが一番なので。ここからが本番だというぐらいの気持ちでプレーできるように頑張りたいなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)