「野球をやってきてよかった」「お金がどうとかいうより」 ダルビッシュの一問一答

WBCに向け「すごく楽しみにしてます」

――マスグローブ投手との関係については?
「ジョーはもちろんピッチャーとしてもすごいんですけど、やっぱり人間として学ぶところが非常に多い。自分とすごい逆のところを持っていて、だからそういうところですごく、このオフシーズンを見ていてもそうですけど、リーダーシップとか学べることが多いので。これからまたこの5、6年と一緒にそういうことを学んでいけるのはすごくうれしいです」

――今後6年間サンディエゴで暮らすことになった。
「やっぱり自分たちのフェーズとしても、一番大事な、お金がどうとかいうよりは、子どもたちの教育環境であったりとか、家族の居住の環境というのは何より一番の優先事項なので。そういう意味でもこの6年、サンディエゴに野球をやりたいならずっといてもらってもいいですよっていうのは、この契約というのは自分たちにとってはすごく大きかったです」

――WBCに向け日本に戻るのはいつか。
「サンデー(12日)」

――これまでの成功はどのようにして掴んできたか。
「どうやってここまで来てるのかっていうのはそれは正直分からないです。説明はこれをやったから今のこういう自分があるというのは分からないですけど、とにかく今までやってきた経験というのを信じて、一日一日やっていくことで、またいい年が重ねられていくのかなと思いますけど。とにかく一日一日アジャストしていくことが大事なのかなと思います」

――レンジャーズよりも長くパドレスに所属することになる。
「もうそろそろ終わりかなと思っていたら、こんなにすごく長いこと、この球団にいさせていただけるということで、この環境とかを見てても今だに信じられない部分がすごくある。まだこれがみんなでドッキリを仕掛けてるってちょっと思っている(笑)」

――WBCに出場することについて。
「すごく楽しみにしてますし、日本の若い選手たちもそうですし。でもやっぱり自分がこうやってアメリカで、パドレスでいろいろ教えていただいているようなこととかを、日本の選手たちであるとか、日本の球界に対してシェアできるということをすごく楽しみにしている」

――パドレスはキャンプに参加しなくていいということと、この長期契約と異例のことを2つやったと思うが、このことに対する思いは。
「本当に今は言葉ではわからないですけど、自分の歳で6年をあげるというのは本当にないことだと思うので。それも含め、スプリングトレーニングに行かないで日本の合宿に参加するであったりとか。まさにそれはすごく信頼であったりというのをすごく感じるので。野球をやってきて、そういう信頼を得られたというのはうれしいです」

6年契約に覚悟も「あまり先は考えずに」

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