野球少年も必須の「日焼け止め」 間違えると効果半減…専門家が教える塗り方
顔に塗る時は手の甲に取り出し、鼻・両頬・あご先・おでこに乗せる
夏本番を前に、少年野球の子どもたちにも保護者にも対策が必要になるのが日焼け。せっかく試合や練習前に日焼け止めを塗っても、使用方法が正しくなければ、効果が薄れてしまう。普段の塗り方は効果を半減させていないのか。日焼け止めの使い方を専門家が解説する。
間もなく到来する本格的な夏に向け、薬局や雑貨店などでは日焼け対策のコーナーが設けられている。全国各地に店舗がある「東急ハンズ」新宿店にも、目につくところに日焼け対策グッズが並んでいる。
日焼け予防で、真っ先に思い付くのは日焼け止め。顔や体に塗ってから、練習に向かう少年野球の子どもたちや保護者も多い。だが、塗り方にまで気を配っているだろうか。東急ハンズのスキンケア・ボディケア用品担当バイヤー・山岡美穂子さんは「それぞれの商品で決まっている1回あたりの使用量を確認した上で、規定の量をしっかり塗りましょう」と呼びかける。
顔に塗る時は手の甲に使用量を取り出し、鼻・両頬・あご先・おでこに乗せる。そして、顔の広い面から均一に塗り広げていき、小鼻や目の回りなど細かな箇所は指先を使う。首や耳の後ろの塗り忘れに注意し、手の甲に日焼け止めが残った場合は同じ手順で重ねて塗るよう勧めている。