旅行感覚で遠征、団らんのひと時も 遊びと融合…新たな週末の形を示した少年野球大会
岡山の「勝央ボーイズ」が京都での少年野球大会に参加
野球とアウトドアを通じて、子どもの心を育むための少年野球大会「ロゴスランドCUP」が11日、12日の2日間にわたり京都・城陽市で開催された。遠方から参加した岡山「勝央ボーイズ」の江見真幸代表は「野球と遊びの要素が詰まった貴重な体験。とてもありがたかった」と振り返る。
今大会には全国優勝3度の実績を誇る滋賀の「多賀少年野球クラブ」など5チームが参加。午前は試合や野球ギア体験など実施、午後はレジャー施設「ロゴスランド」に移動し、バーベキューやアウトドア体験で親睦を深めた。宿泊施設も併設されており「勝央ボーイズ」一行は家族団らんのひと時を過ごした。
この大会は、積雪量が増える2月にグラウンドで思いきり試合や練習ができない少年野球チームを招待。他県のチームと強化試合を行う意味合いも込められていた。
岡山県勝田郡勝央町が拠点の「勝央ボーイズ」。「気温が1度を下回ることもあり、野球をする環境ではなくなる時もあります。冬場は体育館など場所も限られてくる」と、江見代表はチーム運営の難しさを口にする。