投げた携帯が中谷の目に「あっ…」 “首踏み事件”で悪役に…今語る懺悔と真相|球界群像 中込伸#14
阪神現役時代の中込伸氏【写真提供:産経新聞社】「おーい、中谷! 鳴っているぞ」が生んだ“悪夢”
まさか、あんな……。元阪神右腕・中込伸氏(西宮市甲子園七番町「炭火焼肉 伸」店主)は、1999年シーズン中の5月に、同僚の中谷仁捕手(1997年阪神ドラフト1位、現・智弁和歌山監督)に携帯電話を投げて当てて、負傷させた人物としても知られている。さらには山梨・甲府工の後輩で1994年阪神ドラフト1位右腕・山村宏樹投手(現・山梨ファイアーウィンズGM)に関しても……。なぜ、そんなことが起きたのか。今、どう思っているのか――。
中込氏の野球人生において悔やみ切れない一件が中谷氏に左目の視力を低下させる怪我を負わせたことだ。それは1999年5月の出来事。プロ11年目の中込氏はダイエットに失敗して、なかなか調子が上がらなかった年で、5月中旬にはシーズン2度目の2軍再調整となっていた。「2軍監督は岡田(彰布)さんの時で(プロ2年目の)中谷はまだ(2軍の)遠征に連れていってもらえていなかった。そんなときにバーベキューに誘ったんです」。
当時の2軍本拠地・鳴尾浜。中込氏ら再調整組、故障リハビリ組も遠征に同行しておらず、練習後に「葛西(稔)さん、弓長(起浩)さんやトレーナーの方らと『今日はバーベキューしようや』ってなった。鳴尾浜の近くにバーベキュー場があったんでね、海のところに。それで、じゃあ行こうかって時に、中谷も練習を終えてとぼとぼ歩いていたから『お前も行くか』と言って、連れていったんです」という。そこで悲劇が起きた。
元阪神・中込伸氏【写真:山口真司】戦力外となった山村氏と食事 新聞を踊った「先輩に首を踏まれて」
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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