今季で見納めかもしれないワンポイント パ各球団の“左キラー”事情は?

福岡ソフトバンク・嘉弥真新也(左)とオリックス・海田智行(右)【画像:パーソル パ・リーグTV】
福岡ソフトバンク・嘉弥真新也(左)とオリックス・海田智行(右)【画像:パーソル パ・リーグTV】

MLBでは今季からいわゆる「ワンポイント禁止」が採用に

 日米ともに新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期される未曾有の事態の中、海の向こうのMLBでは、今シーズンからある新ルールが適用されている。いわゆる「ワンポイント禁止ルール」。投手には3人の打者との対戦もしくは、イニング終了までの登板が義務付けられる。イニング間でのワンポイント登板ができなくなるというもの。この動きは、日米問わずさまざまな意見が交錯して物議を醸した。

 2020年現在、NPBでの導入は明言されていないが、思えば、2016年にはコリジョンルールを、2018年には申告敬遠をMLBにならって1~2年後に導入。2018年から始まったリクエスト制度も、元々はMLBのチャレンジ制度を踏襲したものだ。つまり、来年の今頃には、日本でも同じようなルールが適用されている可能性は少なからずあるだろう。

 もしかしたら、今シーズン限りとなるかもしれない左キラーたちの活躍。そんな彼らの輝きを決して見逃してはならない。今回は、各球団の左キラー事情に迫る。

西武の小川は昨季、左打者よりも右打者との対戦成績が良かった

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY