日本で成功する助っ人の共通点は意外なところにも? OP戦と年間成績を比較する【後編】

オープン戦の好調を開幕ダッシュにつなげられなかった選手もいたが…

 まず、オープン戦の時点で一定以上の成績を残したうえで、シーズンにおいてもそのまま活躍した選手たちを紹介していきたい。

2015年
エスメルリング・バスケス投手(西武)
オープン戦:7試合 0勝0敗 6.1回 3奪三振 防御率1.42
年間成績:34試合 3勝1敗 34.2回 21奪三振 防御率3.63

イ・デウン投手(ロッテ)
オープン戦:4試合 0勝0敗1セーブ 13回 10奪三振 防御率0.00
年間成績:37試合 9勝9敗 119.2回 106奪三振 防御率3.84

2016年
クリス・マーティン投手(日本ハム)
オープン戦:6試合 0勝0敗 6回 6奪三振 防御率3.00
年間成績:52試合 2勝0敗19ホールド21セーブ 50.2回 57奪三振 防御率1.07

2017年
ブライアン・シュリッター投手(西武)
オープン戦:6試合 1勝1敗 5.2回 2奪三振 防御率1.59
年間成績:64試合 1勝5敗32ホールド 63.2回 23奪三振 防御率2.83

ステフェン・ロメロ外野手(オリックス)
オープン戦:13試合 38打数12安打 1本塁打5打点 打率.316 出塁率.381
年間成績:103試合 390打数107安打 26本塁打66打点 打率.274 出塁率.330

2018年
マイケル・トンキン投手(日本ハム)
オープン戦:6試合 0勝0敗 6回 4奪三振 防御率0.00
年間成績:53試合 4勝4敗20ホールド12セーブ 51回 33奪三振 防御率3.71

アンドリュー・アルバース投手(オリックス)
オープン戦:2試合 0勝0敗 9.2回 10奪三振 防御率2.79
年間成績:19試合 9勝2敗 114回 83奪三振 防御率3.08

ジュリスベル・グラシアル内野手(ソフトバンク)
オープン戦:3試合 11打数3安打 0本塁打0打点 打率.273 出塁率.333
年間成績:54試合 185打数54安打 9本塁打30打点 打率.292 出塁率.347

2019年
ジャバリ・ブラッシュ外野手(楽天)
オープン戦:12試合 40打数14安打 3本塁打15打点 打率.350 出塁率.381
年間成績:128試合 426打数111安打 33本塁打95打点 打率.261 出塁率.397

ブラッシュはOP戦好調もシーズン途中から頭角を現す

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