大谷翔平、爆笑の珍回答 水原通訳への大歓声は「気に食わなかった」 一問一答
初球に最速161キロ「初球はおそらく振ってくると話をしていたので」
――緊張したか。
「緊張はしなかったですかね。今日は」
――初球に99.8マイル(約161キロ)。
「初球はおそらく(アルトゥーベが)振ってくるっていう話をしていたので、変化球を投げるつもりはなかった。初めから100マイル投げろって言われていたので、そのつもりで投げました」
――振ってくると分かっていたけど直球を投げた。
「振ってくるなら1球で終わる可能性もありますし、別に狙われているからといって、他の球種を投げる選択肢ももちろんあった。そのまま投げても1球で終わる可能性があるので、その確率が高いなと思っていきました」
――スプリットが良くないという判断の切り替えはいつか。
「良くないから投げないということはなかったですね。むしろ良くないからこそ投げる選択肢もあるので。それはアストロズかマリナーズか、相手チームによっても変わってきます。相手打者によっても、反応によっても変わってくる。投げる時は悪くても投げないといけない時もあるというところ。パーセンテージの管理もしましたし、今日は悪かったですけど、それなりに投げたので、次戦以降、自分のデータをまた管理しながらやりたいなと思っています」
――あると思わせて違う球で仕留める。
「今日だけで終わるわけではない。今後何試合かやっていく同地区の相手なので、このピッチャーは悪いから投げないとか、そういう選択肢、可能性を捨てないというのが大事」
――昨年と比べて投球のメカニックは良くなっているか。
「去年も特には悪くはなかったですけど、序盤はコマンドがばらついたりとか四球も多かったりとかしていたので、それに比べたら、まだマシかなという感じかなと思います」
――トラウト、レンドンが後ろにいる心持ちは違う。
「安心感は違いますね。後ろに良いバッター、あれだけ打ってくれるバッターがいるのは心強いです。ただ、やることは変わらない。今日は、そういう意味では僕自身が前に出塁して得点につながるチャンスを作れなかったっていうのが、どんどんイニングを重ねてしまった原因かなと思います」