阪神外野手が衝撃発言…肉離れは「怪我じゃない」 元ドラ1が社会人で復活の理由|球界群像 的場寛一#16
元阪神・的場寛一氏【写真:山口真司】的場寛一氏は2012年に現役引退…阪神で6年、トヨタ自動車で7年プレーした
元阪神の的場寛一氏は2012年に社会人野球・トヨタ自動車で現役を引退した。1999年ドラフト1位(逆指名)で入団した阪神で6年、トヨタでは7年プレーしてユニホームを脱いだ。力の限界を悟ったからではない。前年の2011年には「第39回IBAFワールドカップ」の日本代表に選出されたし、35歳だったラストシーズンも4番打者として活躍していた。そんな中で、あえて自らケジメをつけたという。
的場氏は28歳の2005年に阪神を戦力外となり、2006年からトヨタ自動車入りした。阪神時代に痛めた右肩は万全ではなく、守備は一塁に限定されたが、打撃で力を発揮した。2007年、2008年、2010年には4番打者として社会人野球日本選手権大会優勝に大貢献。2011年はIBAFワールドカップの日本代表選手にも選出された。阪神では左膝痛、右肩痛など絶えず怪我につきまとわれたが、トヨタでは主力打者としてコンスタントに成績も残した。
その間に、もう一度NPBに復帰したいと考えたことはなかったのだろうか。「よく言われるんですけど、もう肩が……。僕は(走攻守)3拍子揃ってなければ駄目な人間なんで」と笑う。阪神ラストイヤーに右肩関節唇損傷と診断されても手術しなかった。プロ入りしてから怪我の連続で、また手術させてほしいと言えなかった。「僕は1軍で24試合でしたが、肩が大丈夫だったら(阪神で)500(試合)は出ていたんじゃないかなぁとか……。タラ、レバですけどね」。
2011年に日本代表入りも…35歳での引退は「決めていたんです」
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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