阪神からの放出理由はコンビニ弁当? 帰り道で…流布した“デマ”「よくわからない」|球界群像 濱中治#17
ヤクルト時代の濱中治氏【写真提供:産経新聞社】濱中治氏はオリ3年目の2010年に戦力外…2軍で奮闘も1軍機会に恵まれず
現役時代に長距離砲として活躍した濱中治氏(野球評論家、関西独立リーグ・和歌山ウェイブスGM)はプロ14年目の2010年、オリックスで戦力外通告を受けた。2007年オフに阪神からトレード移籍して3年目のことだった。「呼ばれた時は覚悟していました」と振り返ったが、新天地・ヤクルトの話もすぐに来たという。「オリックスの人から『たぶん、どっかから連絡が来ると思うぞ』って言われてホントに1時間後くらいにあったんです」と舞台裏を明かした。
オリックスに移籍後、濱中氏の1軍での出番は年々、減っていった。移籍1年目(2008年)は85試合で打率.253、9本塁打、29打点。2年目(2009年)は4月3日の開幕・ソフトバンク戦(ヤフードーム=現みずほPayPayドーム)に「6番・右翼」で起用されたものの、その後はスタメン落ちも多く16打数4安打、1本塁打、1打点の成績で4月27日に登録を抹消された。1軍復帰は約3か月後の7月31日。8月に5本塁打を放ったが、9月3日に抹消され、そのままシーズンを終えた。
26試合、打率.208、6本塁打12打点。それが移籍2年目に1軍で残した数字だが「状態はそんなに悪くはなかったと思う。下でも何とか頑張ってと思ってやっていたんですけど、ずっと(1軍に)上げてもらえなかったイメージがあります」というように、その年の濱中氏は2軍で53試合に出場し、打率.293、13本塁打、44打点と結果を出していなかったわけではない。それだけに悔しいシーズンではあったはずだ。
戦力外通告から1時間後にヤクルトから連絡…背番号「0」で再出発
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
球界群像〜濱中治編〜
元阪神4番、“転身”後に直面する資金繰り問題 選手は無給でバイト…第2の人生で描く夢|球界群像 濱中治#20
大卒ドラ1でも“我慢”「計画的に…」 阪神4番の覚醒呼んだ強化プロジェクト|球界群像 濱中治#19
自ら申し入れた引退「最後でいいかな」 “最終打席”は拒否…1年で終わったヤクルト生活|球界群像 濱中治#18
阪神→オリ移籍で痛感した“差”「あり得ない」 僅か2台のカメラに衝撃「恵まれていた」|球界群像 濱中治#16
阪神が決断した大砲の放出「無茶苦茶ショック」 ホテルで衝撃宣告「せめてあと1年…」|球界群像 濱中治#15
岡田監督の一言に「ホンマにムカついて」 新聞目に“怒り”「プライド傷つけられた」|球界群像 濱中治#14
練習サボり、阪神4番が“酒浸り”「完全に腐っていた」 相次ぐ手術で絶望…自暴自棄の日々|球界群像 濱中治#13
阪神4番を襲った“悪夢”の連鎖 巨人戦で壊れた右肩…断られた手術「ウチはできません」|球界群像 濱中治#12
阪神4番の重圧も…指揮官「絶対代えない」 FA大物の“献身”に覚めた酔い「初めてみた」|球界群像 濱中治#11
優勝した巨人から苦情…「わかってるのか」 波乱呼んだ一撃、阪神主砲の“財産”|球界群像 濱中治#10