ヤンチャだった元HR王…波瀾万丈の27年間 野球人生変えた野村&星野監督「助けられた」|球界群像 山崎武司#27
2014年3月21日、引退試合後に山本昌氏と球場を回る山崎武司氏【写真提供:産経新聞社】山崎武司氏は2014年3月、中日と異例の1日契約で引退試合を実施
2014年3月21日、中日対楽天のオープン戦(ナゴヤドーム)で山崎武司氏(野球評論家)の引退試合が行われた。2013年限りで現役生活にピリオド。中日球団と異例の1日契約を結んで出場した。「(オープン戦で行われる)引退試合を出戻りでやってもらった人は、それまで誰もいなかった。ドラゴンズに感謝だったし、本当にうれしかったですね」。それから10年以上の月日が経過した。2024年の今、山崎氏が思っていることは……。
引退試合出場のために1日契約を結んだのはNPBでは山崎氏が初だった。背番号は1987年のプロ1年目から2002年オフにのオリックスに移籍するまで中日でつけていた懐かしの「22」で出場した。契約上の登録は当時空き番だった「20」だったが「(22の)大野(雄大投手)に『1日だけ借りるな』と頼んでつけました」。「4番・指名打者」で1打席の出場。初回1死一、二塁で楽天・則本昂大投手と対戦し、二ゴロ併殺打だった。
プロ27年間の通算成績は2249試合出場、1834安打、打率.257、403本塁打、1205打点。「400本打った時には憧れの長嶋茂雄さんの444(本塁打)を目標にしていた。444打てば、2000安打もついてくると思っていたんだけど、届かなかったね。日本シリーズ出場0回というのもちょっとね……。俺のキャリアの中でそれは欲しかったね」と無念そうに話したが、堂々たる数字だろう。長い下積みを乗り越えたし、自由契約からもよみがえった。誰でもできることではない。
楽天、中日などで活躍した山崎武司氏【写真:山口真司】古巣は「いつも気になります。1番はドラゴンズ、2番は楽天」
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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