投手デビューはイチローが“志願” 指揮官は「彼は自分で勝ち取ったんだ」

最後の打席の前にイチローから“打診”、指揮官も「そうだね。君の番だ」

 マーリンズのダン・ジェニングス監督が、今季最終戦となる敵地フィリーズ戦の8回に4番手の投手としてイチロー外野手を登板させた裏話を明らかにしている。MLB公式サイトが報じている。

 メジャー最年長野手であるイチローは、42歳の誕生日(10月22日)を目前にする中、記念のマウンドに立った。ジェニングス監督は試合後に「我々はこの状況について話し合った。彼の最後の打席の前に、彼はバッターズサークルにいた。彼は私を見て、『(投手起用を)考えています?』と話しかけてきた。だから、私は『そうだね、君の番だ』と伝えた。彼は自分で勝ち取ったんだ」と語ったという。

 指揮官は、愛工大名電時代にピッチャーとして活躍したイチローのアピールを受け入れる粋な計らいを見せていたという。

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