インタビュー/解説 - 川崎憲次郎 新着記事
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4番打者集結の90年代巨人は「怖くなかった」 燕V戦士が語る重量打線の“欠点”
川崎憲次郎2021.01.10野球の妙とも言える打順の並び。打順ごとに役割が存在し、必ずしも強打者だけを並べればいいというものでもない。それぞれの役割、総合力によって、いかに打線が機能させるか、が重要な鍵となると言える。
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「野村再生工場」とは何だったのか? 川崎氏&飯田氏が明かす“ノムさんの教え”
川崎憲次郎2021.01.092020年2月に急逝した故・野村克也氏。南海やヤクルト、阪神、楽天で監督を務め、9シーズンに渡って指揮を執ったヤクルトでは4度のリーグ優勝、3度の日本一に輝いた球史に残る名将だった。その采配は「野村ID野球」と呼ばれ、また他球団から放出された選手を復活させ「野村再生工場」とも称された。
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「4連敗だけは嫌だな…」 飯田・川崎の燕コンビ、今だから語れる92年日本Sの真実
川崎憲次郎2020.11.2521日にソフトバンクと巨人の日本シリーズが開幕。これを機に、1990年代に野村克也監督の下でヤクルトの黄金時代を築いた、飯田哲也氏と川崎憲次郎氏が「思い出の日本シリーズ」を語り合った。
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新庄剛志氏の現役復帰は「盛り上がる」 好敵手が感じた派手さに隠れた真っ直ぐさとは?
川崎憲次郎2020.10.06長らく滞在したインドネシアから帰国以来、連日SNSやテレビなどのメディアを賑わせている新庄剛志氏。昨年11月、突如として発したNPB復帰宣言で大きな注目を浴びている。自身のSNSを通じてトレーニングの様子を公開しているが、とても48歳とは思えぬ体の動きで「ひょっとしたら……」という期待を抱かせている。
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阪神・秋山が持つ「天性」の武器 沢村賞右腕が語る「タイミングが取りづらい」理由とは?
川崎憲次郎2020.10.05阪神は4日、甲子園での巨人戦に1-7で敗れた。先発の秋山拓巳は5回を投げて、1被弾を含む4安打6奪三振2失点(自責2)と力投。降板するまで1点差を追う展開をキープしたが、打線の援護がなく3敗目を喫した。
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阪神・藤浪の成長に欠かせない梅野のサポート 沢村賞右腕が提案する助言とは
川崎憲次郎2020.10.05阪神は4日、本拠地での巨人戦に1-7で敗れた。これで首位・巨人との差は13.5ゲームに開き、大逆転優勝へ厳しさが増した。
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巨人戸郷は新人王を「意識していた」 沢村賞右腕が語る広島森下との“立場の違い”
川崎憲次郎2020.10.05巨人は4日、敵地での阪神戦に7-1で勝利し、優勝マジックを17に減らした。先発の2年目右腕・戸郷翔征は、3回途中を4安打4四球1失点(自責1)と奮わなかったが、2番手・大江竜聖の好救援に救われた。これで今季成績は8勝4敗、防御率2.75。新人王争いを繰り広げる広島の森下暢仁(7勝3敗、防御率2.43)に勝ち星は1つリードし、防御率はリードされるままとなった。
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93年日本Sの“伝説のバックホーム” 飯田氏語る野村の教え「直感を信じろ」
川崎憲次郎2020.09.164度のリーグ優勝に、3度の日本一。ヤクルトが黄金期を迎えた1990年代、主にチームを率いたのは野村克也監督だった。その野村監督の下でクローザーを務めたのが、今季から指揮を執る高津臣吾監督だ。黄金期の遺伝子を現代に伝える高津監督とチームメートとして戦った2人がいる。それが、不動の中堅手だった飯田哲也氏と、1998年に沢村賞に輝いた川崎憲次郎氏だ。
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試合中に大阪から東京に帰った助っ人も… 燕V戦士が爆笑対談で選ぶ最強内野陣
川崎憲次郎2020.09.091990年代に一大黄金期を築いたヤクルト。1990年から98年までチームを率いた野村克也監督の下、4度のリーグ優勝、そして3度の日本一という功績は、球史の中に燦然と輝く。当時クローザーとして大活躍したのは、今季から指揮を執る高津晋吾監督。その高津監督とチームメートとして時間を共有したのが、不動の中堅手としてゴールデングラブ賞を7度獲得した飯田哲也氏と、1993年の日本シリーズMVPに輝き、1998年には沢村賞を受賞した右腕・川崎憲次郎氏だ。
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「確定だろ、どう考えたって」 燕OB飯田哲也&川崎憲次郎が選ぶ90年代最強捕手
川崎憲次郎2020.09.08リーグ優勝4度、日本一3度。1990年代のヤクルトは、まさに黄金期を迎えていた。1990年から98年までチームを率いた野村克也監督は“ID野球”を浸透させ、日本プロ野球界に新しい風を吹かせた。今年惜しまれながら逝去した野村氏の下で、不動の守護神として活躍したのが今季から指揮を執る高津臣吾監督だった。
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最高の投手は「寝坊して完封した」左腕…飯田氏&川崎氏が選ぶ燕黄金期ベスト9
川崎憲次郎2020.09.041990年代、ヤクルトは4度のリーグ優勝、4度の日本シリーズ出場、そして3度の日本一に輝く、まさに黄金期を迎えていた。1990年から1998年までチームを率いた野村克也監督は今年、惜しまれながらこの世を去ったが、当時クローザーとして大活躍した高津臣吾氏が今季から新監督に就任し、その遺伝子を現代に伝えている。
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沢村賞右腕・川崎憲次郎氏が語る“NO1投手” 驚愕した「ありえない曲がり」のスライダー
川崎憲次郎2020.09.031990年代、ヤクルトは4度のリーグ優勝、3度の日本一になった。90~98年は名将・野村克也氏が率いて、黄金期を迎えた。多くの名選手たちが神宮球場のカクテル光線に照らされ、輝きを放っていた。戦っていた選手にしても、忘れられない記憶として刻まれている。93年の日本シリーズでMVPに輝いた川崎憲次郎氏に聞くと、数えきれない思い出がよみがえってくる。
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菅野智之の“真の凄さ”はどこに? 82年前の大記録に挑む右腕を沢村賞右腕が分析
川崎憲次郎2020.09.02開幕からいまだ黒星つかずで9連勝中の巨人・菅野智之投手。1日の本拠地DeNA戦は、1938年にスタルヒンが11連勝して以来となる、球団史上2人目の開幕10連勝に挑んだが、8回途中を2失点で勝敗はつかなかった。8回途中に逆転の走者を残したままマウンドを下りたが。同点にこそ追いつかれても逆転はされず。敗戦とならないところにエース右腕の勝ち運の強さが見られる。
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同点でも9回に守護神を投入する意味とは? 沢村賞右腕が語る巨人とDeNAの勝敗を分けた鍵
川崎憲次郎2020.09.02巨人は1日、本拠地でのDeNA戦に3-2でサヨナラ勝ちした。同点で迎えた9回裏、無死満塁の好機に代打・吉川尚輝が右前へ打球を運んで呼び込んだ勝利。8回表に同点に追いつかれ、試合の流れはDeNAに傾きかけたが、巨人は9回表に守護神デラロサが3者凡退で締め、サヨナラの場面に勢いを繋いだ。
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巨人菅野、開幕10連勝が持ち越しに 沢村賞右腕が見た「たった1球の計算外」
川崎憲次郎2020.09.02巨人は1日、本拠地でのDeNA戦に3-2で勝利した。同点で迎えた9回、無死満塁の絶好機で代打・吉川尚輝が一二塁間を破るサヨナラヒット。開幕10連勝がかかっていた菅野智之投手に勝敗は付かなかったが、チームは3連勝で2位との差を6.5ゲームとした。
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完璧と思える投球は「年に1回あるかないか」 沢村賞右腕が明かす“腕を振る”難しさ
川崎憲次郎2020.08.31野球ファンならよく耳にする表現の1つに、投手が「腕を振る」というものがある。監督やコーチ、あるいは実況や解説が「今日の○○投手はよく腕が触れていた」「腕の振りがよくなかった」と表現することもあれば、投手自身が「今日は思いきり腕を振って投げられた」「もう少し腕を振って投げられるようにしたい」と表現することもある。
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中日が大野雄温存でローテ再編 2年目右腕の先発定着への課題を川崎憲次郎氏が分析
中日ドラゴンズ2020.08.31中日は30日、敵地での巨人戦に2-3と競り負けた。首位を走る巨人に対し、セ・リーグで唯一勝ち越していたが、この日の黒星で7勝7敗1分の5分。本来、先発予定だった大野雄大に代わり、およそ3週間ぶりに1軍の先発マウンドに上がった勝野昌慶は、6回を投げて8安打3奪三振1四球で3失点(自責3)。初回に打者一巡の猛攻を受け、3敗目こそ喫したが、2回以降は追加点を許さない粘投を見せた。
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巨人高卒2年目・直江が得た課題と収穫 沢村賞投手が評価する“球速以上の球威”
川崎憲次郎2020.08.31巨人は30日、本拠地での中日戦に3-2で逃げ切り勝ちし、35勝21敗3分けで今季初の貯金14とし、首位で8月を終えた。この日、先発マウンドを任されたのは、2年目右腕の直江大輔。8月23日の広島戦で1軍デビューを飾ったばかりで、プロ2度目の先発試合。さらには、本拠地・東京ドームでは初先発ながらも、3回まで中日打線を無安打無四球に封じるパーフェクト投球を披露した。
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巨人はなぜ逃げ切れたのか? 沢村賞投手が語る勝敗分けた「見応えある駆け引き」
川崎憲次郎2020.08.30巨人は30日、本拠地での中日戦に3-2で逃げ切り勝ちし、35勝21敗3分けで今季初の貯金14とし、首位で8月を終えた。
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阪神・藤浪は不運の2敗目も「投球内容としては合格点」 川崎憲次郎氏が評価するワケ
川崎憲次郎2020.07.31阪神は30日、神宮球場でのヤクルト戦に0-6と完封負けした。この日は藤浪晋太郎が今季2度目の先発に臨み、6回まで1失点に抑える好投。だが、7回に味方守備の乱れが重なる不運もあり、3点を失った。結局、7回を8安打10奪三振1四球4失点(自責1)で2敗目。この結果に、ヤクルトOBで沢村賞投手の川崎憲次郎氏は「投球内容としては合格点。今日は勝ちをつけさせてあげたかった」と思いやった。
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