前阪神の呉昇桓、カージナルスと契約間近か 身体検査後に入団へ
韓国国内報道、MLB公式サイトなども伝える、セットアッパーで起用へ
阪神から自由契約となった呉昇桓投手が、カージナルスと契約間近だとMLB公式サイトなど米複数メディアが報じた。韓国国内の報道として伝えており、11日(日本時間12日)に身体検査を受け、問題がなければカージナルスの一員になるとしている。
33歳の右腕は昨季、守護神として41セーブを挙げ2年連続セーブ王に輝いた。シーズン終了後、阪神は残留交渉を行っていたが、12月上旬に東南アジアで違法賭博に興じた疑いでソウル中央地検の取り調べを受けたことが判明。同11日に残留交渉を打ち切ったことを発表していた。
その後、ソウル中央地裁から罰金700万ウォン(約70万円)の略式命令が出されたと地元メディアが報道。検察は賭博に関しては常習的に行われていたものではなかったとの見解を示していた。
カージナルスにはクローザーのトレバー・ローゼンタール投手がいるため、呉昇桓はセットアッパーを任されることになると、MLB公式サイトは伝えている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count