球児、清原氏の言葉に感激&感謝 「僕は番長清原選手に育てられた投手」
清原氏の言葉に「超!嬉しい」
阪神の藤川球児投手が清原和博氏のメッセージに感激の声を上げた。
清原氏は30日に「火の玉」のタイトルでブログを更新。4年ぶりに阪神に復帰した藤川が本格的なブルペン投球を開始したことを知り「またまた嬉しいニュース」と綴り、「今までの最速 伊良部投手158キロ クルーン160キロ 藤川投手150キロ 藤川投手の球だけバットに当たりませんでした」とその剛速球に敬意を表した。
このことを知った藤川は同日、自身のブログで「番長!! 清原さんがブログに載せてくれました! 超!嬉しいですね」と感激した心境を綴り、「キヨさんが昨年お遍路参りで高知に来られた時に、僕へのプレゼントに御守りを頂いてました。球界では対戦打者が対戦投手を育てると言いますが、僕はまさしく番長清原選手に育てられた投手でした」と偉大な先輩に感謝した。
2012年オフに海外FA権を行使してメジャー移籍へ踏み出すも故障に泣き、トミー・ジョン手術を経験。カブス、レンジャーズと渡り歩いた3シーズンで29登板にとどまり、1勝1敗1ホールド1セーブ、防御率5.74と結果を残せなかった。阪神で迎えるシーズンは12年以来で、完全復活が期待される。春季キャンプ直前のタイミングで大先輩から思いがけないメッセージを受け、「キャンプインを前にこんな嬉しい事なかなか無いですよね」。35歳右腕は新シーズンを前に大きな刺激を受けた様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count