オリオールズとマイナー契約の岡島秀樹、メジャー昇格で年俸1億円超も?

米記者が伝える、メジャー昇格で出来高も満たせば「100万ドル以上を手にできる」

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岡島秀樹のこれまでの成績

 昨季限りでDeNAを戦力外となった岡島秀樹投手が、オリオールズとマイナー契約を結んだことが地元メディアに報じられた。メジャーキャンプには招待されておらず、マイナーキャンプから昇格を目指すベテラン左腕だが、3年ぶりにMLBの舞台に立った場合には、最大100万ドル(約1億1700万円)以上の年俸を手にできる可能性があると地元記者が伝えている。

「ヒデキ・オカジマがオリオールズのロースターに入り、インセンティブを満たした場合、100万ドル以上を手にできる。マイナー契約で、メジャーのキャンプには行かない」

 ESPNのジェリー・クラスニック記者は自身のツイッターでこう報告している。メジャー昇格を果たした場合は出来高込みで最大100万ドルの年俸になるスプリット契約となっているようだ。

 岡島は07年に日本ハムからレッドソックスに移籍し、1年目からリリーフとしてワールドシリーズ制覇に大きく貢献。12年にはソフトバンクで日本復帰も、13年は再び渡米してアスレチックスに移籍した。14年はソフトバンクに再復帰し、昨年はDeNAで10試合の登板で防御率8.59。シーズン終了後に戦力外となっていた。

 MLBでは通算266試合に登板し、17勝8敗6セーブ84ホールド、防御率3.09の実績を誇る40歳左腕にとって、これが3度目の米球界挑戦。マイナーキャンプから這い上がることは出来るだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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