DeNA山崎康、「プレミア12」屈辱の敗戦で「名前呼ばれなかった悔しさ胸に」
侍ジャパン選出の守護神、「プレミア12」準決勝では登板なく「クローザーとして…」
DeNAの山崎康晃投手が3月5、6日に行われる侍ジャパンの台湾戦メンバーにチームメートの筒香嘉智、梶谷隆幸とともに選出された。若き守護神候補にとって、昨年11月の世界野球「プレミア12」に続く侍入り。その裏には、ある特別な思いがあったという。
「プレミア12」の準決勝・韓国戦。侍ジャパンは3点リードしながら、9回に4失点という屈辱的な大逆転負けで世界一を逃した。小久保裕紀監督が「僕の継投ミス」と采配ミスを認めた試合。ブルペンで山崎の名が呼ばれることは最後までなかった。
ピンチであればこそ、より輝くポジション。そのプライドを持って挑むクローザーにとって、チームの窮地にマウンドに上がれないことほど悔しいことはない。
実際に山崎はこう話した。
「個人としても、クローザーとして名前を呼ばれなかったという悔しさを胸にこのオフずっとやってきた」