梶谷負傷でDeNA布陣も流動的に ラミレス監督は逆境をどう乗り切る?

絶対的レギュラーが負傷、痛手を“怪我の功名”に変えられるか

 絶対的レギュラーの離脱を巡り、ベイスターズの布陣が大きく変わるかもしれない。

 DeNAの梶谷隆幸外野手が左脇腹部の筋肉の炎症のため、18日から2軍で調整することに。ラミレス監督が就任当初から「2番・センター」での起用を掲げていた注目株は、3年ぶりに選ばれた3月の侍ジャパンも辞退することにもなった。

 梶谷は「せっかく代表に選んでいただいたのに、こういう形で辞退することになり、本当に残念です。セ・リーグ開幕には間に合うと思いますので、今シーズンしっかり活躍して成績を残し、来年のWBCの代表に選ばれるように頑張ります」とコメントした。チームにとってもこれからオープン戦が本格化し、戦力固めを進めていく時期に大きな痛手となることは間違いない。

 DeNAの外野陣は、センター・梶谷とレフト・筒香と2人のレギュラーは確定的で、春季キャンプではライトを複数の選手で競う形を取ってきた。しかし、梶谷の故障よりセンター、ライトと2つの位置が流動的となった。

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