ホークス武田が今季3度目の同級生対決 「一人ひとり切るつもりで」
打線のキーマンは6打数4安打の柳田
8日のソフトバンク-楽天の先発は、武田翔太と釜田佳直。互いに高卒プロ5年目を迎える同級生対決は、開幕3戦目の3月27日、4月17日に続く今季3度目だ。
1戦目は武田が勝利。2戦目は6回に武田がつかまり、釜田のリベンジかと思われたが終盤の吉村裕基の活躍で釜田の白星も消えた。
7日の練習後、「内角を突くべき時は突いていかないと。(打者)一人ひとりを切っていくことを意識して投げたい。感覚はよくなってきている」と語った武田。5連投中の守護神・サファテは“完全休養”になる可能性が高く、武田には当然長いイニングを投げることが求められる。ソフトバンク打線も今季の釜田に対して47打数12安打、打率.255、3打点と決して相性がいいとはいえないだけに、余計に我慢の投球が求められそうだ。
その中で柳田悠岐は、釜田に対して6打数4安打と好相性。まだまだ本調子とはいえない柳田だが、武田を助ける一打を放つことを期待したい。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura