ソフトバンク武田が7回1失点で4勝目 「初回から最大出力でいった」

右足のふくらはぎがつり降板、「寺原さんに申し訳なかった」

 8日、楽天を相手に7回1失点の好投を見せ、4勝目をあげた武田翔太。球数も完投ペースかと思われたが、7回降板の原因は「右足ふくらはぎがつったから」。

 右腕は「7回の終わりがけだったので影響はなかったんですけど。(8回に登板した)寺原さんに申し訳なかった」と反省の弁。それも「今日は初回から最大出力でいった」という飛ばし過ぎが原因だったのかもしれない。

 しかし、初回からの最大出力にも「自分のやるべき方向性が出たのかな」と手応えを感じたようだ。

「結局はメリハリ。最初から100%の力で投げないとメリハリがつけられない。最初から60%だと、その60%の範囲内でしかメリハリがきかないんです」

 武田は「次は自分がチームを助けるピッチングをしたい」と、この日届かなかった残り2イニングの穴を埋める覚悟だ。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY