先発コマ不足の日本ハム、9日からの西武3連戦が大逆転Vへの正念場
首位決戦に勝ち越し、ソフトバンクのマジック点灯を阻止したが…
日本ハムは7日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に8-3で快勝した。優勝マジック点灯を2日連続で阻止すると同時に、首位・ソフトバンクとのゲーム差を4に縮めた。
ホークスには4カード連続で勝ち越し、今季の対戦成績は12勝7敗1分けと好相性だ。直接対決5試合を残し、年間のカード負け越しもなくなった。4年ぶりのリーグ優勝へ勢いを感じさせるが、9日からの西武戦(札幌ドーム)は正念場となりそうだ。先発の一角・メンドーサが寝違いによる首痛で出場選手登録を抹消されたからだ。
来日3年目の右腕は、ここまで7勝5敗、防御率3.63の安定した活躍。“裏ローテ”の軸として回るだけでなく、西武戦は昨年6月28日から6連勝中と得意としていた。チームはその右腕を欠くだけでなく、栗山監督から「左のエース」と期待されながらも、不安定な投球が続いていた吉川光夫を8月4日に抹消したばかりだ。