【高校野球】東邦が9回に5得点で劇的サヨナラ勝ち 最大7点差をひっくり返し3回戦へ
八戸学院光星の花岡は2ラン含む4安打5打点も…
第98回夏の甲子園大会8日目第3試合が行われ、愛知・東邦が10-9で青森・八戸学院光星に大逆転勝ち。劇的なサヨナラ勝利で3回戦進出を決めた。
光星学院は花岡が初回2死二、三塁から三塁へタイムリー内野安打。3回にも満塁から2点タイムリーをマークすると、5回にはバックスクリーンへ2ランを放つなど4打数4安打5打点と大活躍。東邦先発のエース藤嶋、左腕の好投手・松山攻略から9点をもぎ取った。
7回表終了時で7点差。しかし、東邦は7回裏に2点、8回に1点を返し、4点差まで追い上げて迎えた9回裏にドラマが起きる。松山、中西のタイムリーで2点差に迫ると、2死一、二塁から高木が左中間を深々と破る2点タイムリーを放ち、ついに同点。さらに、続く鈴木理がレフト前へ運び、劇的なサヨナラ打となった。
東邦は9回に一挙5得点で大逆転勝ち。チームの主将、エース、4番としてチームを引っ張る藤嶋は3回途中4失点で降板したが、バットでは2安打と気を吐き、高校野球最後の夏を終わらせなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count