ヤクルト田中浩に戦力外通告 指導者を打診も「現役続行への強い希望」

07、12年にベストナイン、12年はゴールデングラブ賞も

 ヤクルトは田中浩康選手を戦力外としたと発表した。7日が第1次戦力外通告期間の最終日となっている。

 田中は2004年ドラフトの自由獲得枠で早大からヤクルトに入団。07年には打率.295、5本塁打、51打点でベストナインに輝いた。12年もゴールデングラブ賞、ベストナイン。しかし、翌13年から出場機会を減らし、今季は31試合の出場にとどまっていた。

 小川シニアディレクターは「田中浩康選手とは、この事について長い間をかけて話し合いを行ってきました。球団の希望としては、現役引退後スワローズの指導者として協力して欲しいの旨を伝えてまいりましたが、本人の現役続行への強い希望があり、残念ながらこのような結果となりました」とコメントを発表した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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