ハム加藤が2回途中降板もメンドーサ力投で2回の危機脱出 市川好リード光る

2回1死満塁のピンチを無失点で切り抜ける

 日本ハムが27日、広島との日本シリーズ第5戦(札幌ドーム)で2回のピンチを切り抜けた。

 先発の加藤は初回に鈴木にタイムリーを浴びて失点。直後の2回。先頭の7番小窪に四球を与えると、続く下水流に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びて、二、三塁のピンチを招いた。1死後、さらに田中にも四球を与えて満塁としたところで降板した。

 それでも2番手のメンドーサが踏ん張る。菊池を三ゴロに打ち取ると、丸を空振り三振に仕留めてこの回を無失点で切り抜けた。今シリーズ初スタメンとなった捕手・市川も好リードが光り、ハーフバウンドのボールを止めるなどの好プレーもあった。

 先発の加藤は1回1/3で45球を投じ、4安打2四球1失点だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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