日ハム加藤、「ショートスターター」にも手応え「これを積み重ねないと」
楽天戦で先発し3回1安打無失点 4回からバーベイトに託す
■楽天 3-1 日本ハム(2日・楽天生命パーク)
日本ハムの加藤貴之投手が2日の楽天戦(楽天生命パーク)で今季初先発し、3回1安打無失点。先発投手に短いイニングを託す「ショートスターター」としての仕事を果たした。加藤は「これを積み重ねないといけない。もっともっと長いイニングを任せてもらえるように頑張ります」と前を向いた。
初回からテンポの良い投球で試合を作った。2、3回と3者凡退。球数46球で4回からバーベイトに託した。この継投策については試合前に知らされてなかったという。「木田さんが3回を終えた時点で来たので。ストライク先行で打たせて取ることが出来てよかった」。初回1死から降雪のため22分間の中断があった。「指先だけは冷やさないように。投げることに関しては問題ない。野手の方や捕手の方がボールが見にくいと思う」と野手陣に感謝した。
栗山監督は「加藤の特長が一番出る形。先発と言うよりリリーフで最初から投げたと思えば……。今日は終盤が思うようにいかなかったので、(救援陣を)使ってしまった。それはごめんなさい」と頭を下げた。ショートスターターとして結果を残した左腕の次回登板がどうなるのか注目だ。
(Full-Count編集部)