【PR】山崎武司氏が考える“監督論” 監督気分を味わえる「劇プロ」にも大いに参考に!?

通算403本塁打を誇る山崎武司氏に自身の“監督論”を語ってもらった
通算403本塁打を誇る山崎武司氏に自身の“監督論”を語ってもらった

稀代の強打者が考える“監督論”、重要なのはメンバーの「バランス」

 もしプロ野球チームを指揮できるとしたら、どんな監督になりたいですか? そんな願いを叶えられるのが、先日リリースされた采配特化型のプロ野球ゲーム「劇的采配!プロ野球リバーサル」だ。基本プレイ無料の通称「劇プロ」は、「プロ野球の監督」になった気分が味わえるリアルな試合展開が売りの新感覚野球ゲーム。野球ファンだけでなく、実際にプロ野球界でプレーしてきた元選手でも楽しむことができる。

 実際に監督経験のない名選手がチームを指揮したら、どんな采配を振るのかはファンも気になるところ。中日、オリックス、楽天の3球団で通算403本塁打を放った山崎武司氏は、スマートフォンで「劇プロ」をプレイしながら「ゲームの遊び方も変わってきたというか、考えて采配するというのはイマドキの遊びだよね」と話す。古巣の中日や楽天ではファンからの“監督待望論”も根強い稀代の強打者は、どんなことを考えて“監督業”をこなすのだろうか。

 現役時代はスラッガーとして大暴れしてきた山崎氏だが、もし監督を務めるのなら、チーム作りの基本となるのは「バランス」と「投手力」だという。

「日本のプロ野球は、同じポジションに3人も4人も同じタイプを置くでしょ。例えば、ファーストやDHに5人くらい候補がいるとか、ショートでも甲乙つけがたい選手が3、4人いるとか。外国人選手を獲るにあたっても、なんで外野手を2人も獲るんだろうとか……。だから、監督をやるならバランスの良いチーム構成にしたいよね。やっぱりスピードのある選手も欲しいし、大砲も欲しい。

 強打者を並べて、バンバン本塁打を打って、10-0くらいで抑えて勝ちたいというのは理想だけど、チーム作りでは足のある選手も欲しいし、大砲も欲しい。例えば、俺みたいな大砲ばかり揃えて足の遅い選手がスタメンに並んでいたら、2死二塁でヒットでも点数が入らないわけだし」

「劇プロ」でも、オーダーの設定が重要だ。選手によっては打順や状況に合わせた特殊能力を持っており、守備位置、打順を自由に設定できる。チーム方針も細かく設定できるため、戦術の設定は大切。山崎氏が掲げるように「バランス」のいいチームを作れば、各選手が持つ特殊能力を生かしながら采配の幅を広げられる。

山崎武司氏は“チーム作り”の基本は「投手力」と語る
山崎武司氏は“チーム作り”の基本は「投手力」と語る

「投手力」も山崎氏のチーム作りの基本「やっぱりエースピッチャーが欲しい」

 そして、「投手力」も山崎氏の“チーム作り”では基本。監督として誰か一人選手を獲得できるとしたら、スラッガーではなくエースを選ぶという。

「やっぱりエースピッチャーが欲しいよね。4番も欲しいけど、4番とエースのどっちを最初に獲るかと言ったら、エースピッチャーを獲る。『打てない』と言っても、1試合で2、3点は取れる。どれだけ酷い打線でもね。そう考えると、ピッチャーに『2点、3点で抑えてくれ』と言ったら、なかなか抑えられない。そう思うとやっぱりピッチャーだよね。

 安定感というか、(勝利を)計算できる。バッターは計算できない。そういう部分では、例えば(巨人の)菅野(智之)だったら普通に投げてくれればシーズン15勝で、悪くても7敗くらいで貯金8と計算できるけど、打者が打率3割、30本塁打、30盗塁の『トリプルスリー』を達成しても、チームの勝利にどれだけ貢献できるかと言ったら分からない。今は完全に分業制だから、ブルペンにも計算できる投手が最低2人は欲しい。必ず左ピッチャーも欲しい。ただ、簡単に言えば先発で完投してくれれば抑えは要らないわけだから、そう考えるとまずは先発のエース、すごいピッチャーが欲しいけどね」

「劇プロ」は、「プロ野球の監督」になった気分が味わえるリアルな試合展開が売りの新感覚野球ゲームだ
「劇プロ」は、「プロ野球の監督」になった気分が味わえるリアルな試合展開が売りの新感覚野球ゲームだ

「劇プロ」では、試合終盤の投手交代が鍵となる。投手のスタミナが減ると、打たれやすくなるからだ。山崎氏が言うように、絶対的な先発投手を持ちつつ、ブルペンにも「バランス」良く投手を揃え、継投の選択肢を増やす。これなら監督も采配しやすくなるはずだ。

 では、実際に試合で采配を振る上で指揮官にとって大切なことは何か。全国のユーザーと対戦できる「劇プロ」では「みんな思い切った采配するでしょ。実際の試合よりやっぱり思い切った采配をすると思う」と予想する山崎氏だが、勝つためには相手の先発投手を見て采配を変える柔軟性が監督業には必要だと説く。

「俺は相手のピッチャーで采配を変える。日本にも色々な監督さんがいるけども、試合が始まってヒットかフォアボールでランナーが出ると、大体バントするでしょ。で、3番か4番がヒットで1点取る。そういう理想を監督さんって掲げていると思うんだけど、その1点を取ったところで、その日のピッチャーのレベルを考えて『1-0の試合やるの?』と思う。例えば、両チームともにエースの投げ合いだったら、自分もバントさせる。だけど、二線級のピッチャーが出てきて、初回にバントするのは考えられない。

 もちろん、野球なんて終わってみてどういうスコアになるかなんて分からない。両チームのピッチャーを見て、『今日は6-5くらいの試合かな』と思ったら、終わってみたら1-0だったなんて当たり前にある。エースが投げても10-8になる試合もある。でも、俺はある程度、ピッチャーを見て、プランを立てて采配しようと思ってる。バントの使い方もそうだし、エンドランの使い方もそう。そのへんはピッチャーを見て決めるね、初回からバントなんてするのは、いいピッチャーのときだけでいいと思う」

 しっかり相手を見て、考えて、的確な手を打てるか。山崎氏は「監督の采配って、大失敗とか、『えっ』って言われないのが采配だと思うから。普通にやっていれば、そんなに間違いって起こさないと思う」と言う。

山崎武司氏が現役時代に実際にすごいと思った監督とは
山崎武司氏が現役時代に実際にすごいと思った監督とは

山崎氏が実際にすごいと思った監督は…

 では、長いキャリアの中で、「この監督はすごい?」と思った人物はいたのか。

「11人の監督とやらせてもらったけど、監督業って基本的には即効性を求める。代打を出しました。『打ってくれ』と思う。ピッチャーを出しました。『抑えてくれ』と思う。当然そうだよね。どうやってその試合を勝つために駒を使うか、ということを考えるのが監督業だと思うんだよね。でも、楽天時代に野村克也監督と一緒にやらせてもらって、他の監督と違うなと思ったのは、あの人は1年のトータルで、秋に優勝するために選手の使い方を考えてる。『この打席はダメでも、次はやってくれるんじゃないか』と。

 自分もそうだったけど、レギュラーの選手というのはプライドの塊。代打を出されてどういう気持ちになるかといったら『何で俺がレギュラーなのにこいつに交代なんだ』と、100人のうち99人がそう思う。『仕方ない。俺は打ってないから代えられて当然だよ』と、そんなこと思う選手はレギュラーでいないと思う。打てなくても『なんで俺が』となる。野村監督はそこを考えていて、そこで代打を出すことよりも、その選手をたった1打席で腐らせることのほうが、チームにとってはマイナスだと考えている。『1年トータルで見たら、その1打席なんて大した打席になってない』と。

 確かに、秋の優勝争いの時とかの代打は仕方ないけど、春先からそれをやっていたら、信頼関係はなくなる。だから、野村監督が実際にレギュラーに代打を出さなかったことで『やっぱり普通の監督と違うんだな』という気はしたね。その期待に応えられる選手って、実際には半分もいないと思う。だけど、あえて野村監督はそれを信じて、『秋には打ってくれる』とか『今度は活躍してくれる』と願っている。人を腐らせるよりも、選手のモチベーションを保つための作業をする監督って、なかなかいなかったと思う」

「投手力」を基本に「バランス」のいいチームで試合を作っていく。そして、野村克也元監督のように信念を持って選手を起用し、いずれ大輪の花を咲かせる。「劇プロ」でも選手を成長させることができるため、意外と“信頼”することが大切になるかもしれない。“山崎監督”の考え方は、「劇プロ」で「プロ野球の監督」になる人にも大いに参考になりそうだ。

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(Full-Count編集部)

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