【PR】伝説の名場面は甲子園で体感 生粋の虎党・小籔千豊が送る「言霊での応援」

【写真:松橋晶子】
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多忙なスケジュールをサポート、プロ野球観戦ライフを豊かにするDAZN(ダゾーン)

 大の阪神ファンとして知られる吉本新喜劇の座長・小籔千豊さんは、大阪市住吉区(現・住之江区)の出身。物心ついた時には、阪神、そして野球が日常の一コマとして、そこにあった。自宅にはよく近所のオッチャンやオバチャンがやってきて、テレビに映る阪神戦を見ながらヤイヤイ言い合う。ミスタータイガース・掛布雅之氏の名前が入った「パジャマのようなもの」を着ていた小薮少年は「どこが好きとか考える前に、気が付いた時には阪神ファンでしたね」という。

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「おとんは『本当に好きなのは南海やけどな』って言って、よく大阪球場に連れていってもらいました。当時、子どもは外野席にタダで入れてね。実は僕も南海友の会に入ってたんですよ。でも、やっぱり子どもはテレビでよく見る方が好きになるんで、阪神ファンでした」

 甲子園球場にもよく連れていってもらった。小学6年生だった1985年。阪神が悲願の日本一に輝いたこの年、ファンの間で長く語り継がれる決定的瞬間にも立ち会った。

「家族でライトスタンドにおって、まずはバースがホームランを打って、そしたら掛布さんも打って。球場がウワァ~ッ! ってなってるから、妹と『すごいなぁ』って喋ってたんですよ。そしたら、おとんに『おい、岡田も打ったぞ』って言われて、『えっ!?』て見たら打球はもうバックスクリーンに入った後。だから、球場にはおったけど、岡田さんのホームラン見てないんです(笑)。あとから『伝説のバックスクリーン3連発』なんて言われますけど、その時はただ『いっぱい打ったなぁ』って感じだったんですよね」

 阪神がなかなか勝てない低迷期の頃は高校生だった。それまで阪神への一途な愛情を貫き、「クラスにいる巨人ファンとよう揉めました」と振り返る。

「巨人がよく勝つから、学校でイキってくるんですよ。そういう時は『はぁ?』言うて、口喧嘩ではねじ伏せていたんですけど、ま、言うても基本的には劣勢ですよね(笑)」

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【写真:松橋晶子】
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高校時代はスポーツ紙でデータチェック、友人とベストナインを巡って議論交わす

 悔しいけれど勝てないのは事実。強いものは強いし、上手いものは上手い。少しずつ物の見方が変わってくると「全員嫌いやった」という巨人の選手の中にも「敵ながら、この人すごいな」と思うようになったという。

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「斎藤雅樹さんが出てきたら『あ、今日は負けですね』みたいな感じやったんですよ。最初は阪神の攻撃を見ていたのが『斎藤ってやっぱりエグいな』と思うようになったり、清水(隆行)さんとか打つから嫌でしたけど、ホームランがすごくきれいな人やなと思ったり。仁志(敏久)さんと清水さんの1、2番コンビは嫌やけど、好きでしたね。巨人ファンやったら、めっちゃうれしいだろうなって思ってみてました」

 友人に感化されてスポーツ新聞を買い始めた高校時代。真っ先にチェックしたのは、セ・パ両リーグの打率20傑が載った表だった。

「『この人、いっぱい打ってるけど出塁率あまりないな』とか、『よう試合には出てるけど、今年は打率が悪いな。でも、出塁率高いから1番(打者)とか2番でもいいな」とか、あそこのデータを見たりしてたら面白いんですよ。よう友達と、自分が選ぶ今年のベストナインとかルーズリーフに書いて『ここはこの選手やろ』『いやいや、こっちやろ』って議論するのが楽しかったですね」

 地元・大阪でスポーツ番組のMCを務める今は、阪神の矢野燿大監督や金村義明氏らを解説陣から細かな裏事情や本音を聞ける機会もあり「役得やなって思います」と笑顔を浮かべる。昨季限りで現役を退いた藤川球児氏にロングインタビューした際は、同業者同士の評価や組織論に話が及び「お笑いや新喜劇に通じることもありましたね」と話す。

 この春の阪神と言えば、ドラフト1位で入団した近畿大出身、佐藤輝明の話題で持ちきりだった。昨秋のドラフトでは4球団が競合した期待のスラッガーで、オープン戦では新人ながら6本塁打を記録。開幕スタメン入りも果たし、今季2戦目の3月27日にはヤクルト左腕の田口麗斗からプロ1号を放った。もちろん、小薮さんも期待を寄せるが……。

「大阪のスポーツ新聞は春は盛り上げ倒すんですよ。今までのドラフト1位なんて、ほとんど1面になってますよ。『即戦力』『走攻守揃っている』ってフレーズを今まで何度も見てきて、裏切られて、だいたい5月で終わるのが染みついている(笑)。外国人選手も『この助っ人は“中距離ヒッター”で……』って。中距離ヒッターって言われた時点で打たへんやん! 何で長距離やなくて中距離呼ぶねん? って思うのが、春の風物詩なんですよ(笑)。だから、佐藤さんがいいって言われても、ずっと信じていなかったんです。ホームラン打っても、そんなことあるでしょって。でも、今回だけは信じていいんかなぁと思いますね」

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【写真:松橋晶子】
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阪神の優勝を望みながらも断言できず「ただ巨人を見ると…」

 佐藤が見せる才能の片鱗に「だいぶ心動かされています(笑)」というが、持てる才能を最大限に発揮してもらうためにも、阪神ファンは選手、特にドラフト1位ルーキーに寛大であるべきだと話す。

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「ファンが寛大じゃないと、叩かれるやんってプレッシャーで、鳴り物入りのドラフト1位は萎縮すると思うんです。だから、阪神ファンはメチャクチャ優しいってイメージを植え付けた方が、ドラ1は伸び伸びといいパフォーマンスができるんじゃないかと。だから、鳥谷(敬)さんとか藤浪(晋太郎)さんの悪口も絶対に言ったらあかん。僕は基本的に何があっても悪口は言いません。調子を崩そうが、ずっと2軍であろうが、未来のドラ1のためにも佐藤さんの悪口を言ってはいけないんです」

 開幕前の順位予想では、今季は投手陣に加え、打線の厚みも増した阪神を優勝候補に推す声は多い。だが、小薮さんの場合、優勝予想となるとスポーツ番組で養った冷静な視点にスイッチが入るようだ。

「阪神だけ見たら、去年からの上積みはムチャクチャあると思います。板山(祐太郎)さんがいい感じだし、藤浪さんもいい。今でも十分いけそうなのに、プラスでロハスが加わるでしょ。もしムチャクチャ打ったら、えっ!? みたいなことはもちろん思いますよ。ただ巨人を見ると、僕は阪神の優勝確率は50%以下かなと思います。もちろん、巨人の次に確率が高いのは阪神ですけど、優勝慣れみたいな部分もあったりするのかな。ちょっとね、岡本(和真)さん、坂本(勇人)さん、丸(佳浩)さん、菅野(智之)さんが4か月くらいお休みされることがあるのであれば、しかも6、7、8、9月を休んでくれたら、もう阪神優勝かなって思いますけど(笑)。

 でも、矢野監督にはいつも、何位でもいいから巨人だけには勝ち越してくれ、と言ってます。巨人に勝ち越すクセが付くことが、この先大事。お得意さんが巨人という時代が来れば、選手のテンションも上がると思うんですよ。僕、勝負事には絶対、言霊のようなものがあると思っているんです。巨人には勝つ、東京ドームでは勝ち越しているってなったら、阪神の選手は気が楽にいけるし、逆に巨人はガチガチになるのかなと。だから、スポーツ番組をやらせてもらう中で、ドラ1の悪口を言わない、矢野監督の悪口も3年言わない、巨人に対する苦手コメントは言わない、っていうのが僕のささやかな応援です。言霊で応援するしかないですよね」

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【写真:松橋晶子】
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好きな場所で好きな時に野球が見られるDAZN「早速、入れます」

 吉本新喜劇に加え、テレビ、バンド活動など、大阪と東京を行き来しながら多忙な日々を送っている。本当なら球場へ足を運んだり、自宅でテレビの前に陣取ったり、腰を据えて声援を送りたいところだが、なかなかそれも叶わず。例年、野球が開幕するとインターネットで試合経過や結果を検索して、情報のアップデートに努めているという。そんな小籔さんのライフスタイルにうってつけのアイテムが、スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」だ。

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 DAZNでは今季も広島を除く11球団の主催試合をライブ配信。インターネットに繋げる環境があれば、スマートフォン、タブレット、PCなどを通じて、どこでも野球が観戦が楽しめる。さらに、見逃し配信機能を使えば、自分が好きな時間に試合を見返すことができる。

「そうか、見逃し配信があるんですね。早速、入れます(笑)」

 以前からDAZNのサービスが気になっていたという小籔さん。「こういうのがあれば、新幹線で移動する間とか、テレビ局で出番を待つ時間とか、自分の空いてる時間に見逃した試合を見られるんですよね」と話し、早速アプリをダウンロードし始めた。

 子どもの頃は自宅のテレビで野球中継が流れ、今でも時間がある時はYouTubeで過去の名場面をチェック。「西武に入団したての頃の松坂(大輔)さんの映像なんて『もう何回見てん?』っていうくらい見てますね(笑)」。野球映像が身近な存在でもある小籔さんの日常にDAZNのサービスが加われば、その観戦ライフはさらに充実したものになりそうだ。

「野球以外のスポーツも見られるんですね。ちょっと今年は活用してみます」

 小籔さんの野球愛にますます磨きがかかりそうだ。

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(Full-Count編集部)